プレシーズンマッチ

12日目。

CHA 90-107 ATL

ホークスがリードを保って快勝。自力の差でしょうね。レギュラーシーズン同様のスターターを20分前後使いながら、ベンチメンバーにもプレイタイムを与える理想的な采配。銃運長です。ジョンソンが14p3r5aで先発陣をリード。セカンドユニットでは新人ティーグが17p(FT9-10)7a4to。ディクソン14p(3pt3-5)4r1a。ティーグはベテランと遜色ない成績を続けている。これはプレイタイムを勝ち取ったな。すごい。
ボブキャッツはここまで1勝3敗。なかなか勝てませんね。先発は変わらず。ウォレスが20p6rと気を吐いています。ベンチでは新人ジェファーソンが20分13p4r。あとはみんな一桁得点。チーム全体で3ptが2-12。ボブキャッツはシューターが足りないかもしれんなー。ベルがサンズにいたころと同じくらいやってくれればいいんだけど、そこまで期待するのは難しそう。今年はプレイオフ出場が大目標ですかね。

OLP 94-111 CLE

キャヴスが圧勝。ま、そりゃそうですわな。レブロン&シャックはしっかりと先発出場。モー・ウィリアムズがケガで大事をとって欠場、ギブソンが先発で出ています。ギブソン、パーカー、レブロン、ヴァレージョ、シャック。全員二桁得点。レブロンが12p4r7a、シャックが12p5r1b。ベンチではZが7p5r3b。控えの役割を全うしていますね。ほかにヒクソン13p3r。アンドレ・バレット9p5a、コービー・カール10p3r3aと、若手が結果を出しています。キャヴスはベンチが若返ると、相当手ごわくなるな。
オリンピアコスはチルドレス&クレイザの元NBAコンビが活躍。16p4r3a2sと、16p(FG8-16)5r。ドラフト09で指名されながら、NBA入りがかなわなかったGパトリック・ビヴァリーが20分11p3r2sと、意地をみせています。

ORL 102-83 MEM

マジックが圧勝で4連勝。やはり積極的に補強したところは強いな。そのぶん、金も使っているしなー。この日は白チョコ、ピートラス、バーンズ、ルイス、ハワードという1.5軍のメンバーですが、それでも約20点の差をつけています。強い。
復帰の白チョコは27分4p(3pt0-3)3r6a。スタッツは振るいませんが、+/-比ではチームトップの+26を記録しているんで、役割は果たしたんでしょう。あとはショットが戻ってくれば、十分に戦力になりますね。ハワードは15p11r1b。バーンズが14p9r、ピートラスが19p5r4a。控えが出てもこれだけやれるんだもんなー。マジックは順当な優勝候補ですね。ベテランぞろいで下り坂のセルツ、キャヴスより強いんじゃないかな。この日のベンチではレディック先生が活躍。28分15p3r5aです。安定感ないなー。ゴータトは12p7r。腐らずにがんばっています。
グリズリーズはコンリーがケガで欠場。AIも依然として治っていないので、この日はバックコートをOJとゲイで組んでいます。フォワードは新人キャロル、ランドルフ、サビート。OJが16p5r6aでエース然とした活躍。ゲイは20分12p。これでは契約延長は難しいのでは。サビートは18分0p2rで5pf。ファールトラブルですね。新人トリオではベンチのヤングがいちばん目立っています。37分も出て、22p(FG8-13)3rを記録。ターンオーバー6が余計だけど、悪くはないね。

PHO 105-110 OKC

サンズは調子が上がらないなー。サンダーにリードを奪われて、4Qで追いつくも、オーバータイムで敗戦。サンズはマジックとは対照的で、金をかけられなくなって戦力を切り崩しているからねぇ。現状ではプレイオフ進出がやっと、という感じだな。
この日のスターターはナッシュ、Jリッチ、グリフィン兄、アマレ、フライ。まさかのグリフィン兄先発。17分4p3r2toという平凡な成績に終わっています。まぁ、そんなもんでしょう。アマレが20p6r、ナッシュが9p7a。新戦力のなかでは、アール・クラークが6p5r2bとがんばっています。ダッドリーも16分12p5rと健闘。スリーポインターはこの日も低調で、チーム全体で4-16。これじゃなぁ。10-27くらいまで上げていけないと厳しい。
サンダーは2番にセフォローサを戻して、ハーデンをベンチへ。スタッツはそれぞれ26分12p(FG5-6)4r3a2s0to、28分11p(3pt0-4)4r2a1a1to。経験の差と、攻守の意識の違いでしょうね。セフォローサのほうが守備的だし、落ち着いている。スターターではデュラントが31分30p11r、7toというハイテンションなスタッツをはじき出しています。彼はドアマットチームの若手スコアラーという存在から、上り調子のチームのリーダーへと変わりはじめた。あとはまわりをどれだけ導けるかってことでしょうね。周囲への影響力という点でいうと、もうひとりのエース、ウェストブルックは完璧。10p10r9aの活躍です。お見事。インサイドではベンチのイバカが10p6r退場。彼も戦力になりそう。

MIL 96-92 HOU

ロケッツは調子が落ちてきたな。やっぱり層が薄いとこういうことになるのかねぇ。この日はショットが不調で、チームFGが40%を割っています。スターターはブルックス、アリーザ、バティエ、スコラ、ヘイズ。これが今年のラインナップになるのかな?ヘイズ5番にはびっくりだけど、この5人なら実際にはスコラが5番位置に入ってそうな気もする。スタッツはアリーザが10p2r5a、スコラ8p11r3a。ベンチでアンダーセンが17p4r、ランドリーが11p4r。突出した人がいなくて、スターターを選ぶのに苦労しそう。
バックスは前の試合と同じメンバー。レッドが21分18pで回復を見せています。デルフィーノ16p8r2a。ベンチではウォリックが12p9rと、この日もなかなかの成績。水が合ったのかねぇ。これは本当にブレイクしそうだな。ジェニングス&ミークスの新人ガードコンビは不調。2人合わせてFG3-16、8p2aに終わっています。まぁ、そういう日もありますわな。

GSW 117-124 LAC

クリッパーズが後半に攻勢をかけて逆転勝ち。デイヴィス、ゴードン、ソーントン、キャンビー、ケイマンというベストメンバーを出し、そのうち3人は30分以上出場しています。本気だね。デイヴィスが13p11a、ゴードン22p、ケイマン16p9r。ベンチではブレイク・グリフィンが22分15p9r2a1bの活躍。やはり本物ですな。その華々しい人たちのかげで、バトラーが37分27p(3pt5-7)6r3aという意外な爆発をみせています。この日のチーム得点王。これはホーネッツがまたトレードで失敗してしまったんじゃないか。バトラーが今年ブレイクしたら、ポールはもうホーネッツを見限っちゃうかもしれないねぇ。
ウォリアーズは今日もジャックスをサスペンションで欠く布陣です。エリス、アズブーキ、モロウ、ランドルフビードリンス。モロウがなぜか48分フル出場して32p(3pt6-8)5r4a4s2bという驚異的な数字を残しています。なにこの大車輪。プレイオフかよ。ほかにもエリス42分24p、マゲッティ25分20pなどなど、主力が出まくっています。人が足りなかったのかなぁ。カリーは27分11p(FG3-10)。モロウやエリスに比べると、ショットの安定性が足りないっすなー。今年はシックスマンとして、修行を積む一年になりそう。