プレシーズンマッチ

11日目。

IND 112-128 DEN

ナゲッツが快勝。2番にアンソニー・カーターを起用して、PG2枚の変則ラインナップを試したようです。メロが24分45p9rというむちゃくちゃな得点ぶり。ビラップスとカーターが2人で10個アシストを配給しているんで、ボールがうまく回ったということでしょう。ネネが21p5r2b。ベンチではバードマンが7p9r、新人・タイ・ローソンが20分8p4r2a。アフラロ7p7r。ナゲッツはカーター、アフラロ、スミスのうち誰を先発に使うかが悩みどころですね。先発にビラップス&アフラロ、控えでカーター&スミスってのがバランスがいいけど、どうですかねぇ。
ペイサーズはこの日はリバウンド争いにも敗れて完敗。やっぱりネネがいるのといないとだと違うか。この日のスタッツリーダーはヒバート。先発で出て26分21p9r4b。高さのない相手には強いですね。マーフィが11p10r、ベンチに下がったソロモン・ジョーンズが20分13p5r。ジョシュ・マクロバーツが10p5r。エースのグレンジャーは2Qにダブルテクニカルファールで退場、9分8pという成績に終わっています。メロと明暗が分かれましたな。

NJN 93-100 BOS

セルツが要所をおさえて勝利。ピアースが25p3a、KGが12p6rと、順調なところをみせています。ベンチではハウスが22分13p。
ネッツはまたスターターを変えています。オルストン、CDR、テレンス・ウィリアムス、イ、ロペス。ハリスはお休み。イが32分20p8r、ロペスが21p8r3b。イがこれだけりバウンドを拾ってくれれば、安定するだろうなぁ。CDRは33分12p3r4a。スリーポインターがあればな〜。ベンチでは失意のコートニー・リーが28分11p、ブーンが14p7r。リーとCDRはいいライバルになりそうですね。

WAS 93-100 TOR

ラプターズの新人デローゼンが36分19p(FT9-10)3rの活躍で、チームを勝利に導いています。やっぱりこの手のタイプは爆発力があるね。この日はベンチメンバーも奮起。エヴァンスが10p7r、ベリネッリが32分15p4r3a、アミール・ジョンソンが7p12r。これ、ピストンズはジョンソンを出すタイミングを誤ったんじゃないか。
ウィザーズはバトラー休養、ヘイウッドがケガで、またスターターを組めず。3番にミラー、5番にオベルトを入れています。それぞれ4p3rと、0p2r。厳しいな。この日よかったのはジェイミソンの21p10rと、アリーナスの14p7a。あとはベンチでブラッチが13p10r3a。若手がもう少し伸びてこないとなー。ビッグスリーを食う勢いの若手が出てこないと、またプレーオフが厳しいかもしれん。

SAS 95-93 MIA

興行仕事を終えたスパーズは、またいつものぼんやりしたラインナップに戻しています。パーカー、メイソン、フィンリー、ボナー、マインミ。ダンカンとジノビリ先生はお休み。新人ブレアがベンチから出て28p4r4aと大活躍。ラスト7分に15点を奪って、勝利の立役者になったようです。ポポヴィッチはブレアの活躍にまだ満足していないと言いながらも、彼に対して賛辞を送っています。
グレッグ“ポップ”ポポヴィッチ「彼はあれだけ横幅があるのに、敏捷で機動力がある。それはすごい才能だ」
しかし本当、ポポヴィッチのマネージメント能力はすごいよなー。プレシーズンは完全にテストだもんね。この日のメンバーを先発控え関係なく出場時間の多い順に並べると、マインミ26分9p3r、ブレア25分、ボーガンズ21分4p3r、新人カーティス・ジェレルズ?17分9p、ジョージ・ヒル17分12pです。新顔と若手の練習の場ですよ。ジェレルズって誰なんだ。
そんなお試しスパーズに敗れてしまったヒートは、こちらも若手中心のラインナップ。ウェイドとオニールが欠場、スターターはチェルマーズ、ジョーンズ、ディアワラ、ビーズリー、アンソニーです。ビーズリーが16p6r、チェルマーズが17p4r3a、ベンチのクックが30分20p(3pt4-9)と、それぞれ持ち味を出しています。スパーズをクビになったトリヴァーさんが9分でスリーポインターを3発も撃って、5点とってますね。この人は本当、主張するなぁ。

ATL 91-100 DET

新生ピストンズが快調にとばしています。この日もスターターは固定で、バックコートコンビが2人とも28分出て、あわせて35点獲得。すごいね。ベンチ出場のゴードンが27分22pなんで、ガード3枚で60点近くとっていますよ。ウィル・バイナムもインスタントオフェンスタイプだしなー。今年のピストンズは、ガードがドカドカ撃って、ビッグマンはリバウンドを拾いまくるような感じになるのかもしれませんね。ヴィラヌーヴァがケガで出ていないんで、彼が出てきたときに、バランスがどう変わるかなだなぁ。この日は新人イェレブコが17分6p6r。同期のデイ、サマーズはそれぞれ2p、3pに終わっています。
ホークスはマーヴィンが28分19p3r3aで好調を維持。スリーポインターは3本ともはずしていますが、だいぶ積極的になってきたようです。この人が目立つようになってくると、ホークスの強さは一段上がるだろうねぇ。ベンチでは新人ティーグが予想外の適応ぶりをみせています。30分12p5r8a。ありゃー。こんなに早く結果を出すとは思わなかったなぁ。この調子でいくと、セカンドユニットは1番ティーグ2番クロウフォードになりそうですね。若手Fオセロ・ハンターが14p7r。ローテーションに殴りこみをかけています。

MEM 107-114 DAL

マヴスがグリズリーズを一蹴。ノヴィツキーとマリオンが2人で41p9rと試合を支配しています。マット・キャロルは休養、2番にはクィントン・ロスが入りました。30分5p4r2a2s。この人の場合、数字は問題じゃないからな。勝ったということは、機能したんでしょう。ベンチでジェット先生がロスの攻撃力不足を補って23p2a。ハンフリーズが16p9rで存在感をみせています。
グリズリーズはAIが依然として欠場。この日はゲイがベンチに回って、若手を先発させています。コンリー、OJ、キャロル、アーサー、サビート。1年目〜3年目の若手ばかりですな。コンリーが17p3a、OJが10p10a、アーサーが17p6r。経験者が貫禄をみせました。新人2人はキャロルが13p5r3a4s、サビート5p6r1b。まぁ、サビートは将来性の人だからね。今年はこんなもんでしょう。ベンチ出場になったゲイは23分8p2r2a。ザックさんが13p6r、ガソルが6p9rと、それぞれのプレイをしたようです。