プレシーズンマッチ

7日目。

PHI 84-79 TOR

ボッシュ、ターコルーを欠いて調子の上がらないラップスが連敗。まぁ、しょうがないっすわね。ラプターズの先発は初戦と同じ。ベリネッリが18分でFG4-11、12pと積極的。デローゼン9p3r、エヴァンス9p9r4s。ベンチでウィームスが28分12p(FG6-13)、アミール・ジョンソンが8p8r。ウィームスがこんなに早く戦力になるとは。これはうれしい誤算でしょうね。
シクサーズは相手の不調に助けられた形。決して好調ではないです。スターターは初戦と同じ。ブランド10p6r4to、ルー8p1a3toと、新先発陣がなじんでいない様子。チームFG37%です。きついね。ベンチではスパイツが6p9r、ホリデイが8p3r。ホリデイは好きにやらせていると、2番になっていきそうですなー。これは困った誤算。

NOR 102-108 ATL

ホークスが前半で26点のリードを奪って快勝。いよいよ安定感が出てきましたな。主力を残留させることができたし、ベンチの底上げにも成功したから、今季は腰をすえて戦えそう。期待大ですね。
スターターはビビー、ジョンソン、マーヴィン、スミス、ホーフォード。ブレイザーズと同じく、飛躍の中核を担った5人をそのまま起用しています。継続は力なり。ジョンソン17p4a、スミス14p7r4aと、エース二人がしっかりと活躍。ケガから復帰のマーヴィン・ウィリアムスとホーフォードも、9p3r2a4s0to、11p4r1b0toと順調な仕上がり。ベンチで新人ティーグが33分19p1a、パチュリアが17p5r。期待のクロウフォードは8分0p(FG0-4)と不発に終わっていますが、まぁ、そのうち当たりが出るでしょう。SGマリオ・ウェストがベンチから27分6p11r2aとう不思議な数字を残しています。11リバウンド??
ホーネッツは、一昨年にみんなが成長して西のトップグループに入ったのに、その後は右肩下がり。今年もプレシーズン初戦をあっさり落とすという、不安の残るスタートになっています。やー、ペジャの長期高額契約が重荷になっているのと、バイロン・スコットの無策が低迷の原因でしょうねぇ。若手がぜんぜん育たないもんなぁ。ホーネッツは。
ホーネッツのスターターはポール、モー・ピート、ジュジュ、ウェスト、ショーン・マークス。オカフォーはケガで欠場。ペジャはベンチスタート。ポールが20p4r7a、ウェストが16p3rと、例年通りの安定感。伸び悩んでいるジュリアン・ライトは29分13p6r4a。ペジャはベンチで21分3p。3番がいないなー。控えPGとしてとったボビー・ブラウンが30分も出て、23p(FG8-16)3a。

MIA 86-90 ORL

マジックがヒートをおさえて連勝。ルイスを休養させて、3番にはマット・バーンズを起用しています。バーンズは26分6p5r4a。よくプレイにからむ人だから、自然と数字が残りますね。この日はネルソン&カーターが不調で、二人でFG2-16、10p。そのぶんベンチのレディック先生とピートラスがFG8-18、27pとがんばっています。ブレイク寸前の若手PFライアン・アンダーソンが24分16p5r。シーズンが終わるころには、ブランドン・バスよりプレイタイムが多くなってそうですね。
調子の上がらないヒートは、この日もウェイド以外がどっちらけ。ウェイドは27分17p。ほかに目立ったのはジェイムス・ジョーンズの16p2r、クリス・クィンの5p4r3aくらい。オニールの欠場を受けて先発出場したジョエル・アンソニーは、17分5p5r2b、6pf退場という結果で、チャンスを棒に振っています。

MIL 104-113 DET

ピストンズが強いな。ロースターが入れ替わって心機一転したんだろうか。スターターは前回と同じ。スタッキーが21p3r。ベンチでゴードン&バイナムが大爆発。それぞれ28分、24分の出場ながら、二人あわせて47p4r8a。ゴードンをベンチに座らせるのは大きいなー。このままシーズンに入るんですかねぇ。だとしたらすごいね。FAで長期契約をしておいて、シックスマンにするとは。
バックスもスターターは固定。イリャソヴァが22分14p2aで、先発陣のなかでは最多得点。ベンチではブランドン・ジェニングス、ジョディ・ミークスが活躍。18p4r6a6sと、22分10p(3pt2-4)。ウォリックも12p6rと結果を出しています。新戦力が期待以上の出来ですね。

OKC 91-99 MEM

グリズリーズが4Qに相手を封じて快勝。AIは依然として欠場中。スターターは初戦と変わらず、ゲイが23分18p4r2sと活躍しています。OJが10p3r2a。ベンチで新人サム・ヤングが19分22p2r1a。キャロルが4p7r、サビート6p7r1bと、若手が期待通りの数字を残しています。
サンダーは3Qまで優勢だったのに、終盤に失速。スターターはウェストブルック、ハーデン、デュラント、グリーン、クルスティッチ。セフォローサはケガで欠場。その穴にハーデンがぴったりはまった格好。若いラインナップですなー。これでマレンズがブレイクしてくれたら万々歳だね。デュラント17p3r、ウェストブルック5p4r10a、ハーデン12p4r3aと、若者たちがしっかり結果を出しています。ベンチではショーン・リヴィングストンが26分10p3a。ずっとケガにあえいできた若手センター、D.J.ホワイトが22分16p5r。マレンズは1p1rで、まだまだ時間がかかりそうな感じ。

BOS 90-96 HOU

ロケッツが逆転でセルティックスに勝利。まぁ、セルツは調整中ですからね。この時期の勝敗にはさして意味はないでしょう。
注目のKGはスターターで復帰。ロンド、アレン、ピアース、パーキンスとおなじみの5人組で登場です。KGは13分6p5r。まずはコートに立ったというだけで十分ですね。先発は全員15分前後でさがっています。セカンドユニットはハウス、ダニエルズ、ビッグベイビー、ラシードほか。ダニエルズが18分7p3r5a、2toと器用なところをみせています。セルツ唯一の穴、ロンドの控えにはこの人がコンボガード的に入るんでしょうか。ラシードは6p2r。新人レスター・ハドソンが21分出て9p3r1a2s。
ロケッツはブルックス、ロウリー、アリーザ、クック、ヘイズという妙なラインナップ。ヘイズがセンター??すごいな。この日はブルックスが25分21p(3pt3-5)4aとスーパーエースな活躍ぶり。アリーザは24分3p(FG1-11)4r。ベンチではウィル・コンロイが12p3a、デヴィッド・アンダーセンが11p2r、ランドリーが12p3r。アンダーセンは4Qだけで7点とり、逆転の立役者となったようです。新人チェイス・バディンジャーは29分出してもらって、8p(FG3-10、3pt0-5)8r1a。

POR 89-86 SAC

ブレイザーズがケヴィン・マーティンの追撃をかわして辛勝。マーティンはひとりで28点とっています。キングスは今年もこういうゲームが多くなりそうですな。
ブレイザーズはブレイク、ロイ、ウェブスター、オルドリッジ、オデン。バトゥム、プルジビラを欠場させて、先発候補のウェブスターとオデンを試用しています。それぞれ、4p3r、20p12r。オデンは合格、ウェブスターはもうしばらく様子見って感じですかね。3番はバトゥムとアウトロウが実績を残しているんで、完調でないウェブスターが割って入るのは厳しいかも。ウドカも戻ってきているしなぁ。ウェブスターの使い方が難しいですね。ウドカは3p6r。大ベテランPFジュワン・ハワードが14p4r。アンドレ・ミラーは10p2r3a。どのタイミングで彼を先発に回すんですかねぇ。
キングスはこの日もエヴァンスを1番で起用。マーティン、ガルシア、ケニー・トーマス、トンプソン。またトンプソンが5番か。エヴァンスは37分14p4r4a、6to。うーん。彼が1番で本当にいいのか。補強ミスをしたのでは……。トンプソンは2p5rで6pf退場。ベンチスタートの新人ブロックマンがその穴を埋めて9p6r。すっかり影が薄くなったウドリーは26分8p5a。やー、ウドリーを先発にして、エヴァンスはコンボガードのシックスマンにしたほうがいいんじゃないかなぁ。

GSW 101-118 LAL

王者登場。3Q終了時点で25点のリードを奪う横綱相撲。余裕ですな。スターターはフィッシャー、コービー、ロンロン、ガソル、バイナム。ロンロンは23分12p9r7a2s、5pf、0to。完璧ですね。コービーが22p9r、ガソル11p8r、バイナム24p5r。なんだこれ。ベンチでもオドムが6p7r2a、ファーマー11p6a、ブラウン11pとやりたい放題。チームスタッツでリバウンドが53-38、アシストが29-20。圧勝ですね。
ウォリアーズは造反組2名がメタメタ。エリス1分0p、ジャックス19分5p。エリスは試合中に左足首を軽くひねり、大事をとってベンチへ。泣きっ面に蜂。ほか3名のスターターはそれなりの成績です。モロウ25p3r、ランドルフ18p12r、ビードリンス6p9r。ベンチではステファン・カリーが41分11p(FG5-15)3r4a、エイシー・ロウが16p3r。ロウと同じくホークスからやってきたクレイグ“スピーディ”クラクストンが16分6p4a。選手生命の危機だと思っていましたが、復帰してきましたね。これはめでたい。