プレシーズンマッチ

6日目。レブロン&シャックが勝利でシーズンをスタート。何勝しますかねぇ。

UTA 101-102 CHI

ジャズとブルズがいいゲーム。ブルズの新人SFジェイムス・ジョンソンが最後にオフェンシヴ・リバウンドを拾ってブザーと同時にフェイダウェイを決めたそうです。すごいね。ジョンソンはもともと器用貧乏なうえに、NCAAトーナメントで早く負けてしまったから評価が上がらなかったけど、勝ってプロ生活をスタートできて何よりですな。
ブルズのスターターは、ハインリッヒ、パーゴ、デン、ギブソン、ノア。ローズとトーマスがケガで休養、サルモンズも所用で欠場。先日の初戦で活躍したギブソンが抜擢されています。彼は32分出て10p5r6pf4to。舞い上がったか。デンが18p5a、パーゴが34分16p(FG6-17)、ハインリッヒが11p7r4a。勝利の立役者ジョンソンは27分18p8r2a1s2b。素晴らしい。
ジャズはデロン、ブリュワー、マシューズ?、守銭奴、オクー。マイルズが故障してしまったので、ドラフト外新人のウェス・マシューズを先発起用。誰なのか。マシューズは23分16p(3pt3-4)2r2a。デロンが16p3a、ミルサップが18p6r。本当、ブーザーがいらないよな。

MEM 92-101 WAS

ウィザーズが終盤に圧倒して快勝。ビッグスリーそろいぶみ。いいスタートを切っています。アリーナス、ヤング、バトラー、ジェイミソン、ヘイウッド。去年は組めなかったラインナップ。アリーナスが5p10a、バトラー15p6r、ジェイミソンが20p8r。ヘイウッドも6p7r3bで順調。やー、みんなが健康なのっていいですね。移籍組のフォイも14p3r3aと活躍。ブラッチェが13p8r、マッギー8p3rと、若手も役割を果たしています。今年は本当に期待できそう。
グリズリーズはAIがケガで欠場。コンリー、OJ、ゲイ、ザックさん、ガソル弟。ザックさんが21分でFG5-13、10p11r2aと、さっそくショット連発祭りを開催しています。OJは4p6r4a。大変だなぁ。コンリーが12p5a、新人勢はサビートが15分6p4r4b、5pf。サム・ヤングが26分9p7r3a、キャロル18分10p4r2a。サビートのブロックがやはり脅威か。ハッダヂが11p9r。

CHA 87-92 CLE

レブロン&シャックが登場。それぞれ14分15p1a、15分6p3r1bと、まだ出ただけですが、スタッツシートに名前が並ぶだけでも、けっこうな衝撃がありますね。ほかのスターターはモー、パーカー、アンディ。ベンチでヒクソンが16分15p5rと奮戦。プレイタイム確保に必死です。新人ダニー・グリーンが18分2p3r2a1s2b。うまいこと居場所をみつけて、ベンチのミスター・エヴリシングとしてがんばってほしいですねぇ。キャヴスは安く使える若手を探したいようで、この日はぜんぶで18人が5分以上出場しています。元カンザス大のラッセル・ロビンソンがいるね。
ボブキャッツはフェルトン、ベル、ウォレス、ラドマノヴィッチ、モハメッド。地味だな。モハメッドが10p8r。スターターはみんな15分前後の出場で、セカンドユニットがよく出たようです。オーガスティンが25分12p6a、デリック・ブラウン22分10p、ジョップがFG0で7r1b、新人ジェラルド・ヘンダーソン19分9p3r2a。アジャンサが9p7rで、フロントコートの二番手として目立ちはじめていますね。チャンドラー、ディオウは欠場。ボブキャッツはフェルトンとオーガスティンのところが中途半端で、いまひとつふっきれないところがあるなー。オカフォーを出すなら、フェルトンも出して、心機一転すればよかったのにねぇ。

TOR 98-107 PHI

シクサーズが前半にリードを奪ってそのまま勝利。ルー、ヤング、イグォダーラ、ブランド、ダレンバート。注目のブランドは22分7p5r3a3s、+/-比が+12。イギーが15p8a、ヤング6p3a。ミラーがいなくなったぶん、みんなでボールを回している感じなんでしょうか。ベンチではカポノが3pt2-2で12p4a。スパイツがFG5-16、12p9r5pf4toで積極的なところをみせています。ジュルー・ホリデイは14分7p0a。スターターには厳しいか。
ラップスはカルデロン、ベリネッリ、デローゼン、エヴァンス、バルニャーニ。ボッシュはケガで休養。ヒドゥもお休みです。そうするとデローゼンが3番なのか。デローゼンは27分9p4r3a。この日はバルニャーニがチームをリード。22分22p3r。ベンチでソニー・ウィームスが19分10p、アミール・ジョンソンが21分8p10r2b。

HOU 99-85 SAS

毎年恒例、スパーズいい加減ラインナップの登場です。ジョージ・ヒル、ジノビリ先生、RJ、ボナー、マインミ。トニー&ティミーはお休み。ヒルが30分15p3r4a、ボナーが14p3r。ベンチでマーカス・ヘイスリップが24分も出ています。すげえな。この日は新人デファン・ブレアが22分16p19r2aとものすごい数字を残しました。ドラフト当日から、スパーズのビッグ・スティールだと言われていたが、本当にこれまた賢い補強になりそう。そりゃなぁ、NCAA制覇も予想されたくらいのチームのエースプレイヤーだもんなぁ。サビートを完全に封じた試合もあったしね。背丈が少し足りないのと、ケガが多いせいで2巡目にまで落ちたけど、健康にベンチでプレイするって考えると、豪華な補強ですよ。
ロケッツはブルックス、アリーザ、バディンジャー、スコラ、ヘイズ。真面目にベストメンバーを組んでいます。フロントコートは低く、ウィングは背が高いという不思議なラインナップ。新人バディンジャーが15p(FG7-10)2r2a。スコラ13p2r、ブルックス12p3a。ベンチではランドリーが19p7r6pf。積極的ですな。デヴィッド・アンダーセンが8p6r。ロウリー9p8r4a2s。相手がぼんやりモードだから、ロケッツがよかったのかどうか、判断できませんなぁ。

PAR 80-111 PHO

サンズの初戦はパルチザン・ベオグラードとの親善試合。110点オーバーではありますが、ナッシュが風邪で不在です。チームアシスト22、3pt5-16と、どちらもアホみたいなテンションではありません。本当にハイパーオフェンスに戻しているのかどうか、まだちょっとわからないですね。
スターターはドラジッチ、Jリッチ、ヒル、アマレ、チェニング・フライ。結局フライが5番なのか……。復帰のアマレが17分12p5r。このタイミングで出場できていれば十分ですね。ドラジッチ16p4a、Jリッチ15p4r4aと、ガード陣が活躍。ターンオーバーが二人あわせて2なんで、いい結果でしょう。ベンチではバルボサが19分8p、ダッドリーが19分14p3r3s。サンズファン期待の新人アール・クラークは22分8p5r1a。+/-比が+17なんで、うまく回ってはいたようです。グリフィン兄は12分2p3r。ロペスが故障しちゃったから、彼にも出番が回るかもしれんねぇ。
パルチザンはこの日もセンターのマリッチが16分14p6rとがんばっています。出場時間が短いのは、6pfで退場してしまったから。プレイをみていないのでなんとも言えませんが、この人は若いなら、NBA入りの目もあるかもしれないね。数字の上では、十分に可能性がある。

SAC 86-98 POR

チーム再建に成功しつつあるブレイザーズと、お先真っ暗のキングスが対戦。チーム状態そのままの結果が出ています。
ブレイザーズはブレイク、ロイ、バトゥム、オルドリッジ、プルジビラ。新戦力はひとまずベンチに置いて、昨季とまったく同じメンバーでスタート。昨シーズンの飛躍を全面的に肯定する、素晴らしい判断ですね。さすがマクミラン。スターターは全体的に調整気味ですが、オルドリッジは27分20p5rと全力。高額契約に値するところを見せて、契約延長を勝ち取ろうということでしょうか。ロイは6p2r4a。試運転です。ベンチではオデンが大爆発。25分18p9r。いよいよ本格化か?ケガから復帰のウェブスターは30分出て6p2r。ま、ひとまずは戻ってきたということですね。移籍のミラーは16p2r5a。順当です。
キングスは1番に新人タイリーク・エヴァンスを起用。エヴァンス、マーティン、ガルシア、ショーン・メイ、ジェイソン・トンプソンエヴァンスは24分12p(3pt0-2)5r2a。1番タイプじゃないと思うんだけどなー。1番で使い続けるんですかねぇ。メイは4p4rで6pf退場。散々だな。期待のトンプソンは12p7r。こちらは順調。しかしなんでトンプソンが5番なんだろうねぇ。4番にして自由にやらせればいいのに。センターの相手をさせるのは酷じゃないかなぁ。ベンチでは、元ワシントン大のジョン・ブロックマンが18分4p6r、カスピが9分9p2rと、若々しさをみせています。メイを使うくらいなら、ブロックマンのほうがまだいい気がしますなー。