キューバンがまたがんばっています

マヴスPGジェイソン・キッドがチーム残留を決断。制限なしのFAになっていて、どこにでも行ける状況だったのに、ダラスに戻りました。やー、これも驚いたなぁ。リングを求めてトップチームに行くと思ったんだけどねぇ。
契約は3年2,500万ドルになる模様。キッドは次のシーズン途中に37歳になるんで、これは37〜39歳までの契約ってことですね。39歳かー。すごいな。まぁ、ストックトンも40歳までやったしね。ストックトンの記録をみてみると、彼は37〜39歳の3年間、シーズン11p8aを維持しています。キッドも8p5r7aくらいのスタッツはキープしそうですな。
今後3年は、キッドは25分くらい出て、試合をコントロールするのが主な役割になりそうだね。あとはキューバンの言う通り、新人PGの育成係。バレア、ブボワにとってはいいチャンスだと思います。
いくつかの報道では、来夏のFA戦線をにらんだ一手だということも言われています。レブロンボッシュがマーケットに出てきたときに、キッドがいればそれが誘い水になるだろうという論旨。なるほどなー。いろんなことを考えて交渉しているんですねぇ。すごいなぁ。GMって。

ダラス・マーヴェリクス

  • 1 キッド、バレア、ブボワ
  • 2 アントワン・ライト、ジェット先生、マット・キャロル
  • 3 ジョシュ・ハワード、ジョージ、スタックハウス
  • 4 ノヴィツキー、ショーン・ウィリアムズ、ニヴィンズ
  • 5 ダンピアー、ホリンズ
  • HC リック・カーライル
  • 1巡目25位:PGロドリグ・ブボワ(フランスリーグ)
  • 2巡目56位:PFアーマド・ニヴィンズ(セントジョセフ大)

キッド獲得ですでにサラリー総額が7,800万ドルを超えているんですが、マヴスはまだまだやる気です。キッドに続いて、マジックの制限付きFA、Cマーチン・ゴータトに5年3,000万ドルのオファーを出したと報じられています。ゴータトをとってCエリック・ダンピアーをピストンズに放出して、SGリチャード“リップ”ハミルトンをとってくるという噂も。さらに、舌禍事件以来すっかり影の薄いGFジェリー・スタックハウスを使って、ラプターズSFショーン・マリオンをサイン&トレードで獲得しようという動きもあるとか。そして、チーム離脱が濃厚なPFブランドン・バスにもそれなりのオファーを出しているようですよ。
いやー、久しぶりに金銭感覚の麻痺したおもしろ補強をみせてくれそうですね。これはひどい。去年の負け方が悔しかったんだろうなぁ。やー、マヴスの様変わりが楽しみですわ。噂通りになると、こんな感じのチームに。

ダラス・マーヴェリクスの青写真

  • 1 キッド、バレア、ブボワ
  • 2 ハミルトン、ジェット先生、アントワン・ライト、マット・キャロル
  • 3 ジョシュ・ハワード、マリオン、ジョージ
  • 4 ノヴィツキー、バス、ニヴィンズ
  • 5 ゴータト、ショーン・ウィリアムズ、ホリンズ
  • HC リック・カーライル

や、これはなかなかいいチームですね。セカンドユニットが強烈。全体的に、ちょっと若さがたりないかな。ハワードを出して20歳くらいのスウィングマンをとってくると、バランスがとれそうですね。キッドとハミルトンはいいコンビになりそうだなぁ。