オフコートでは優柔不断な男
マジックのSFヒディヤット“ヒドゥ”ターコルーが、ブレイザーズ移籍の意志を固めたという一報が流れましたが、その直後に事態が一変。ターコルーが翻意し、ラプターズへの移籍を決めたとの続報が出ました。なにこの変心ぶり。コートではあんなに思い切りがいいのに。
やっぱり50億円の契約になると、悩むものなんですかねぇ。なんでも、奥さんがポートランドじゃなくてトロントに住みたがっているんだそうですよ。ブレイザーズのオファーは5年5,000万ドル、ラップスは5年5,300万ドルと報じられています。その差額も決め手になったのかもしれないね。でもこれ、ブレイザーズはターコルーをとらなくてよかったような気がするんですが、気のせいでしょうか。
すでに3番4番はうまっている気がするんだよなー。インサイドのエース、オルドリッジが4番にいて、3番には長期契約したばかりのウェブスター、今後に期待できるバトゥムがいる。今年の新人もフォワード中心にとっている。この流れにターコルーを追加するのは、あまりいい補強とは思えない。むしろ1番をとったほうがいいのでは。
1番はブレイクだけではいかにも心許ない。ベイレスはコンボガードタイプなんで、どっちかというと2番として育っていきそう。このままだと、1、2年先にはロイが1番をやってそう。補強する余裕があるなら、ベテランのPGをとってくるのがいいと思います。ビビーとか、ミラーとか。そういう意味ではアレかなー。ターコルーをとって、1番的に使うつもりだったんですかねぇ。
ブレイザーズはウェブスターとの契約を急いじゃったのが、裏目に出たね。彼の契約がなければ、ターコルーをとっても悪くなかったし、お金ももっと出せたでしょう。難しいもんだなぁ。や、このあと誰をとるかが見物ですね。