オフコートでは優柔不断な男

マジックのSFヒディヤット“ヒドゥ”ターコルーが、ブレイザーズ移籍の意志を固めたという一報が流れましたが、その直後に事態が一変。ターコルーが翻意し、ラプターズへの移籍を決めたとの続報が出ました。なにこの変心ぶり。コートではあんなに思い切りがいいのに。
やっぱり50億円の契約になると、悩むものなんですかねぇ。なんでも、奥さんがポートランドじゃなくてトロントに住みたがっているんだそうですよ。ブレイザーズのオファーは5年5,000万ドル、ラップスは5年5,300万ドルと報じられています。その差額も決め手になったのかもしれないね。でもこれ、ブレイザーズはターコルーをとらなくてよかったような気がするんですが、気のせいでしょうか。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

  • 1 ブレイク、ベイレス、ミルズ
  • 2 ロイ、ルディ
  • 3 ウェブスター、バトゥム、アウトロウ、クレヴァー
  • 4 オルドリッジ、ペンダーグラフ、カニンガム
  • 5 プルジビラ、オデン
  • HC ネイト・マクミラン
  • 1巡目22位:SFヴィクトール・クレヴァー(スペインリーグ?)
  • 2巡目31位:PFジェフ・ペンダーグラフ(アリゾナ州立大)
  • 2巡目33位:PFダンテ・カニンガム(ヴィラノヴァ大)
  • 2巡目55位:PGパトリック・ミルズ(セントメリー大)

すでに3番4番はうまっている気がするんだよなー。インサイドのエース、オルドリッジが4番にいて、3番には長期契約したばかりのウェブスター、今後に期待できるバトゥムがいる。今年の新人もフォワード中心にとっている。この流れにターコルーを追加するのは、あまりいい補強とは思えない。むしろ1番をとったほうがいいのでは。
1番はブレイクだけではいかにも心許ない。ベイレスはコンボガードタイプなんで、どっちかというと2番として育っていきそう。このままだと、1、2年先にはロイが1番をやってそう。補強する余裕があるなら、ベテランのPGをとってくるのがいいと思います。ビビーとか、ミラーとか。そういう意味ではアレかなー。ターコルーをとって、1番的に使うつもりだったんですかねぇ。
ブレイザーズはウェブスターとの契約を急いじゃったのが、裏目に出たね。彼の契約がなければ、ターコルーをとっても悪くなかったし、お金ももっと出せたでしょう。難しいもんだなぁ。や、このあと誰をとるかが見物ですね。