ハスキー・ラヴ

今朝、Y!Sports NBAのヘッドラインに「Husky Love?」と書いてありました。コネチカット大学ハスキーズ出身の2人、ブルズSGベン・ゴードンとバックスPF“チャーリーV”ヴィラヌエヴァが、そろってピストンズに移籍することになったと。ハスキーズ時代のコンビ再びという意味で、ハスキー・ラヴという見出しになったようです。やー、こういう洒落っ気のある見出しは、楽しくていいね。
ゴードンは5年5,000万〜5,500万ドル、ヴィラヌエヴァは5年3,500万〜4,000万ドルと報じられています。金額は推定。まぁ、どちらも妥当な額でしょうね。大怪我しない限り、対価は得られそう。さすがにデュマースは動きが早い。ちなみに2人との交渉と前後して、マイケル・カリーHCが解任されています。昨季のムードを打ち消したいっていう狙いがあるんでしょうね。カリーは冷徹な判断ができないタイプのようだったし、これも頷ける動き。

デトロイト・ピストンズ

  • 1 スタッキー、ウィル・バイナム
  • 2 ハミルトン、ベン・ゴードン、アフラロ
  • 3 プリンス、サマーズ、イェレブコ、シャープ
  • 4 ヴィラヌエヴァ、マキシエル、デイ
  • 5 クワミ・ブラウン、オベルト
  • HC 未定
  • 1巡目15位:Fオースティン・デイ(ゴンザガ大)
  • 2巡目35位:SFデジュアン・サマーズ(ジョージタウン大)
  • 2巡目39位:SFヨナス・イェレブコ(スウェーデンリーグ?)

というわけで、7月1日にして陣容が整いました。早いなー。ゴードンはセルツとの激闘で勝負強さが証明されたんで、いい補強になるでしょう。ヴィラヌエヴァもオフェンスのオプションとして役立ちそう。ただ、2人とも完全に攻撃重視のプレイヤーなんだよね。ピストンズは守備の集団をやめてしまうのかなぁ。
ま、いずれにせよ、まだあきらかにバランスが悪いんで、なにか動くでしょうね。ハミルトンとゴードンの重複がおかしい。ピストンズのニーズは1番4番5番なのに、なぜか2番を獲ってきた。これは妙だ。ドラフトで3番4番を獲りまくったのも不思議。なぜ5番を獲らないのか。や、ハミルトンかプリンスを放出して、エース級のビッグマンを獲ってこようっていう算段があるんじゃないすかね。
5番はFAだとパチュリア、ヴァレジャオ、シード、バードマン、リーあたりかな。トレードだったらチャンドラーかボッシュ。ハミルトンとチャンドラーの交換ならサラリーがほぼいっしょだけど、どうすかねぇ。ホーネッツがハミルトンの長期契約を嫌がるかな。ポールとハミルトンは相性がよさそうだけどねぇ。現実的にはパチュリアを500万ドルくらいで獲ってきて、それなりに補強しつつ、来夏のレブロンに備えるって感じかな。
夢物語としては、ハスキー・ラヴでサビートを獲るというシナリオも書けますが、まぁないでしょうね。ハミルトン+マキシエル+サマーズ→Qちゃん+ヤリッチ+サビートとか。ダメかな。これならスタッキー、ゴードン、プリンス、ヴィラヌエヴァ、サビートになる。グリズリーズはOJ、ハミルトン、ゲイ、マキシエル、ガソル弟。悪くないような気はするけどねぇ。