プレシーズンマッチ

10日目。クリッパーズに新星が登場。

WAS 80-96 NOR

ベルリンでのエキシビジョン・マッチ。ホーネッツは今年も強いっすな〜。2年、3年前は怪我に泣かされていたけど、去年から怪我が減って、安定感が出てきた。ウィザーズもこういうふうに、みんなが出場できれば違うんだろうけどねぇ。運だなぁ。
ウィザーズは依然として主力2人が欠場中。スターターは元ジャズのディー・ブラウン、スティーヴンソン、バトラー、ソンガイラ、イタン・トーマス。スティーヴンソンが36分15pと発憤しているけど、この人が目立つようではいけないんだよなー。トーマスは10p5r1b。元気にはなっているようです。ベンチでダーマー・ジョンソンが21分19p。ジョンソンじゃあなぁ。ニック・ヤング、ブラッチェ、マグワイヤ、ペチェロフ、マッギーあたりが活躍してくれれば光明もみえてくるんだけどね。ウィザーズは怪我とドラフト指名の失策が響いて、戦力の上積みができていないな。
ホーネッツはポール、モー・ピート、ジュジュ、ペジャ、チャンドラーでスタート。ウェストは欠場。ジュジュが8分で足首をひねって退場。数週間の安静になりそうだとか。これは痛い。チャンドラーも8分でさがっているけど、これはなんだろうねぇ。彼も怪我が多いからなぁ。この日はベンチがチームをリード。バトラー2号が26分20p0r0aという独りよがりな突撃でポイントリーダーに。ポージーが3pt3-7で17p、ヒルトン・アームストロングが10p8r。コートニー・シムズというセンターが17分9p7r。

SAS 86-64 DET

ピストンズがプレシーズン初の敗戦。スパーズはトニー&マヌーが欠場。フィンリー、トーマスも出ていません。対するピストンズもビラップスが欠場。練習だなぁ。これは。
スパーズのスターターは新人PGジョージ・ヒル、ウドカ、ボーウェン、ダンカン、そして出ました謎のセンター、アンソニー・トリヴァー。なんだこの先発メンバー。ヒルは16分8p(3pt2-3)4a2to。撃てる人なのかな。撃てる人、トリヴァーは今日も3pt5本発射、1本命中で7p4r2s。スティール好きなのも気になるな。スタッツリーダーはベンチのデズモン・ファーマー。13p3r3a。彼が2本決めたのをはじめとして、チーム全体で3ptを24本中10本も決めています。これ、トリヴァーの影響だろうなぁ。
ピストンズは1番スタッキー、4番ジョンソン。ジョンソンは17分5p4r。もう少しなー。30分くらいは出てほしいけどねぇ。怪我でもしてるんだろうか。新人ウォルター・シャープが時間をもらって24分8p5r0to。ウィル・バイナムが20分10p。ピストンズはFGが22-79、27.8%。そりゃ負けるわね。

PHI 116-109 NYK

ニックス撃ってるなー。素晴らしいね。負けはしたものの、3pt32本を放って、15本沈めていますよ。アシストも24。決して悪くはない。メンツがいまひとつではあるけれど、この調子でいけば、今季が終わるころにはある程度、形になるんじゃないかな。
勝ったシクサーズはスターター中心のバスケに少しずつ移行。ミラーが31分22p4a、ブランド13p11r、ヤング35分16p。ヤングが台頭してきたぶん、ブランドの得点が減りそう。いい流れですね。ベンチではスパイツが20分8p4r1b。場合によっては、彼をメインに据えてダレンバートを出しちゃってもいいかもしらんなぁ。ここまで適応できるとは。驚いた。
ニックスはデヴィッド・リーが大活躍。34分17p7r7a。さすがに彼だけは3ptを撃っていない。記録ではザックさんがセンター、リーがパワーフォワードになっているけど、これって実際はリーがセンターなのでは?違うかな。ザックさんは17p(3pt1-2)10r0a。あとはアシストさえできればね。放出って話もなくなるんだろうけどね。ほかにベンチのロビンソンが21p(3pt4-9)1a、ウィルソン・チャンドラーが今日もがんばって26分20p(3pt5-6)10r。控えがじょじょにスターターにのぼっていくかもしれないね。ロビンソン、スターブリーさん、チャンドラー、ザックさん、リーとか。やー、これでアリザがいればなぁ。もったいなかったなー。

BOS 90-86 CLE

キャヴスがプレシーズン3連敗。レブロンがプレイタイムを減らしている影響だろうねぇ。ここ数年のキャヴスは、レブロンががんばれば勝てるっていうスタイルで定着しちゃったからなぁ。
セルツはパーキンスが復帰。オブライアントはベンチにさがっています。スタッツはそれぞれ、21分0p5r4pfと17分2p1r1b。ビッグ・ベイビーも2p6r1bで目立っていません。彼らセンター候補よりも、最近はレオン・ポウのほうが目立ってますな。この日は19分17p(FG8-12)2r1b。まぁ、彼はオフェンスはいいんだけど、リバウンドを拾えないからなぁ。痛し痒しって感じだねぇ。
キャヴスはレブロンが17分の出場。ベン・ウォレスの欠場を受けて、スターターはモー、ザービアック、レブロン、ヴァレジャオ、イルガウスカス。でもその5人はほとんど出ていません。むしろベンチが主役。ブービーが25分14p4r3a、ジャワッド・ウィリアムズが13p5r3a。新人ヒクソンが8p7r。今年のキャヴスはイメージが固まっていない感じがするねー。あと2週間でどう仕上げるんだろう。

LAC 90-88 OKC

クリッパーズが主力を休ませつつ勝利。サンダーは創設後初のホームゲームを惜しくも落としています。この日の主役はクリップスの新人PGマイク・テイラー。試合残り約1分、1点ビハインドの場面から、スティールして速攻、続く守備でリバウンドを拾って走ってダンク、さらにフリースローを2本ヒットと、八面六臂の大活躍。ひとりで試合をひっくり返して勝利を決めてしまったそうです。すげえな。バロン・デイヴィスと気が合いそう。
そのテイラーはベンチスタートで、この日のスターターはハート、モブリー、ソーントン、スキナー、ケイマン。デイヴィス&キャンビーが欠場ですな。ソーントンが23p6rで次期エースの座に少しずつ進んでいます。スキナーが7r3b。計算が立つねー。脇が甘いけど、短い時間ならいいプレイヤーだよなぁ。テイラーのスタッツは27分14p2r3a3s。白チョコ引退の穴は彼が埋めてくれそうですな。ベンチではほかに、阿呆が13p9r4aでいつも通り、結果だけは残しております。エリック・ゴードンがデビューして21分9p(FG2-8)。
サンダーはワトソン、デュラント、メイソン、ウィルコックス、ペトロ。ペトロが12p15r3b。これが続けばねー。ベンチでコリソンが10p8r。なんで彼は重用されないんだろうねぇ。わからん。新人ウェストブルックが25分もらって14p(FG3-11)2a。最後に新人同士の争いでテイラーにスティールをくらい、その後のプレイでもフリースローを2本ともはずしてしまったそうです。あらあら。明暗わかれたね。

MIN 96-86 CHI

ブルズが不調だなー。デン&ゴードンの処遇をはっきり決められなかったところから、ずいぶん長い間、低迷しているねぇ。小さなことが、大きなつまづきになっちゃったなぁ。結果として。フルメンバーを出して、再建中のウルヴズに負けるってのはけっこう痛いことだと思います。
今日のウルヴズはフォイ、テルフェア、ブリュワー、マドセン、ビッグ・アル。ブリュワーが35分15p9r1s1b。積極的。これを続ければ、スターターの座は奪えると思います。力はある人だからね。フォイとテルフェアはあわせて2a6to。どちらも1番には向かないのかもねー。この日のアシストリーダーは4つ記録したアル・ジェファーソン。ベンチではラヴが19分10p8r、ゴメスが19分11p(3pt1-1)、マッキャンツが12p(FG4-15!)4r。マッキャンツは多少シュートタッチが悪くてもどんどん撃つ速射砲としてやっていったらいいと思う。彼の瞬発的なジャンプショットが好きだ。そういうオフェンス・プレイヤーには必ず居場所があると思いますよ。いつかエディ・ハウスのようにリングをとるチャンスにも恵まれるのでは。
ブルズはハインリッヒ、ヒューズ、デン、トーマス、グッデンでスタート。デンが44分15p6r3a。彼がそれだけ出たってことは、本気で争った試合だってことだよなぁ。それでこの負けってのはなー。グッデンが20p8r3a。ベンチでノシオーニが21分18p。デリック・ローズは26分9p2r7a、ターンオーバー4。せっかく獲ったんだから、ヒューズなんか使ってないで、彼を出してやればいいのにねぇ。ローズ、セフォロサ、デン、トーマス、グレイがいて、勢いが出ないってのは、それはもうHCとスタッフの責任だと思うなぁ。