プレシーズンマッチ

8日目。ロンドン、O2アリーナでヒート×ネッツ戦。O2って、ツェップがライブをやったところだよねぇ。NBA、イギリスでも意外と人気があるんだなぁ。

PHI 85-79 TOR

シクサーズがラップスを押し切って勝利。サデウス・ヤングがスターターに定着しましたな。コーヴァー、グリーン、カーニーと続いてきた、ウィングの穴埋めにようやく目処が立った形。4番にスター・プレイヤーを招聘できたのも大きいんだろうなぁ。2番4番が計算できれば、3番は若手でいいもんねぇ。や、シクサーズが形になってきたな。
ヤングは29分17p(FG7-15、3pt3-7)3r3a2s1b、ターンオーバー0。お見事。ブランドが28分10p9r、イグォダーラが13p5r5a2s3b6to。スパイツがベンチで15分12p。ヤングがFG試投数でチームトップの15を記録しています。攻撃はブランド、イグォダーラ、ミラーの順かと思っていたけど、このままいくと、ヤングがサード・オプションを務めるくらいにまで成長しそうですなぁ。これはシクサーズにとっては嬉しい誤算だね。ルー、グリーン、ラッシュ、エヴァンズ、スパイツでセカンドユニットも揃っているし、今年はかなりやれるのでは。ルーがスピード型のPGだからねー。ミラー以外にもう一人、ボール回しのうまい1番がほしいところですな。イグォダーラがやるのかな。それは。
ラップスは今日もスターター固定。オニールが25分9p(FG3-10)6r5pfでまだまだ不調。やー、彼がもっと支配的なところにまでいかないとなー。プレシーズン後半ではもっと積極的になるんだろうか。ムーンが7p10rでリバウンドリーダー。ターンオーバー0。この人の渋い存在感が好きだ。ラップスは今日もベンチのほうが元気。カポノ14p(3pt2-3)、ソロモンが12p6a。

MIA 92-94 NJN

NBAヨーロッパ・ツアー第2戦。ロンドンにて開催。これってウェイドとカーターが目玉なんすかね。いちおう。この日はジブリル・シセがみにきていたそうです。あいつ目立つからなぁ。
ヒートのスターターはバンクス、ウェイド、マリオン、ハスレム、ブラウント。ウェイドは18p6r7a8toで相変わらずのひとり相撲。はりきりすぎちゃったのかな。まぁ、この人はバックコートのパートナーに恵まれないからねぇ。当分はこのスタイルでいくんでしょうな。バンクスが29分19p2r4a4sと活躍しています。ハスレムは22分で4p6r。ベンチではビーズリーが26分12p11r。終盤にはウェイドからのパスを受けて、豪快なアリウープを決めたとのこと。中心プレイヤーになるのは時間の問題だね。やーでもやっぱり4番が多くて、5番が少ないなぁ。ゾーが復帰してくれないと、ちょっとバランスが悪い。マリオン、ビーズリー、ハスレムを並べたほうがいい気がするね。先発ブラウントでは、いかにも勝てなさそうにみえる。
ネッツはハリス、カーター、ハッセル、イ、ロペスというフレッシュなメンツ。新人ブルック・ロペスが31分8p13r3b。おー。全体5位以内と言われた実力をみせつけていますな。イも29分17pと奮闘。彼もニュージャージーならやる気が出るでしょう。カーターは30分19p4r4a。ラスト1分でフリースローをそれなりに決めて、勝利に貢献したそうです。ぜんぶ沈めたわけじゃないのが、カーターらしいね。ベンチではすっかり影が薄くなったシモンズが、18分で6p2r4a3s。地味な控えとして使うには高額だけど、力量的にはそのくらいのポジションがちょうどいいね。CDRは今日は不調。14分5pに終わっています。

UTA 93-80 POR

フルメンバーのジャズが、主力欠場のブレイザーズを一蹴。ジャズもスターターは20分前後の出場にとどまっています。デロンが24分で9p7a。今日もウィングはブリュワー&マイルズ。あわせて39分8p。物足りないなー。ベンチのキリレンコは一人で24分15pを獲得しています。この日はキリーロ・フェセンコが21分10p10r3aで成長の兆しをみせていますな。そろそろローテーションには入ってきてほしいところだろうね。コーヴァーが大当たりで14p(3pt3-3)、コウフォスは大外れで9分0p(FG0-5)。コウフォスはかなり時間がかかりそうですなー。ま、NCAA時代も不安定だったからねぇ。仕方ないな。
ブレイザーズはロイ、オルドリッジ、ルディが休養。ウェブスターは骨折で欠場。先発はセルヒオ、ルーク・ジャクソン、アウトロウ、ランドルフ、オデン。まぁ、これだけ欠けたら負けますわな。先発抜擢のジャクソンとランドルフはそれぞれ6p7r3a、8p5r2a2bと地味な成績。こういうときにはりきらないとなぁ。セルヒオは34分で9p5r8a5s4to。やっぱりこの人はベンチ向きだね。ベンチでは新人二人が躍動。ニコラ・バトゥムが30分16p3r2a2s3b。評判通りの身体能力があるということかな。ベイレスは23分8p2a。まだ精度は低いけど、シュート9本を放って、積極性をみせています。

SAC 89-94 LAL

キングスは今日も微妙。スタッツリーダーはベンチの新人ジェイソン・トンプソン。27分15p8rです。ホーズが6p10r、ショーン・ウィリアムズが10分6p4r。このへんの人をガンガン使えば、ムードも変わると思うんだけどなー。サルモンズやムーアを使ってお茶をにごすより、若手中心のチームに変えたほうがいいんじゃないすかね。いずれにせよ、いまの戦力で西の激戦を勝ち抜くのは厳しいだろうし。
レイカーズはフロントコートをラドマノヴィッチ、ガソル、バイナムに。ついにガソル&バイナムのコンビが実現。22分12p6r2aと、22分9p5r1a3b。まぁ、無難な出来だと言ってよいのでは。オドムはベンチから21分4p9r3a。シュートはたったの2本で1本ヒット。不憫よのう。アリザもベンチ。18分8p3r2a。