プレシーズンマッチ

7日目。ナゲッツ×サンズでオープンコート・マッチ。

HOU 89-90 BOS

セルツが辛勝。ロケッツは4番にランドリーを起用。スコラをシックスマンにしています。そのスコラが27分で14p9r。この人は本当、よくやるよなぁ。ランドリーは11p5r。彼も結果を残すタイプですね。Tマックは12分10p。ロンロンが24分12p3s。アーロン・ブルックスが3ptを4本すべてはずして9p4a。スリーがもうちょっと安定してこないと、彼のポジションはないだろうね。ヘッド、バリーのほうが確実性も、ディフェンスも期待できる。
セルツは余裕の調整中。ビッグスリーは20分強の出場でそれぞれ10pくらい。プレイタイムが長かったのはビッグベイビーやポウ。それぞれ12p6r、10p4r1b。ゲイブ・プルーイットが20分8p4s。彼は今年、飛躍しそうですな。スターターでロンドが出て、落ち着けたいときはキャセール、中をどんどん攻めたいときはプルーイットを出すことになりそう。プルーイットは上背もあるし、身体能力にも優れているから、もう少し鍛えればいいディフェンダーになるだろうねぇ。コンボガードで守備がいいということになれば、重宝するだろうけど、どうなりますかね。もう一人の期待株、ビル・ウォーカーは9分で5ファウル。今日は散々。

DET 111-99 MIL

ピストンズはこれでプレシーズン4勝負けなし。いっぽうのバックスは4戦全敗。地力の違いでしょうな。ピストンズは今日もジョンソンを4番に起用。当面はこれでいくみたいね。育てながら勝つってことかな。順位が気になりはじめたら、スターターを入れ替えるかもしれんね。ジョンソンは今日は21分9p3r6pfです。マキシエルを使ったほうがいいような気もするが、彼は集中力があるからベンチ向きだよなー。やー、難しい。この日はアフラロが大爆発。25分28p(FG10-12!)で世代交代の流れを押し進めています。スタッキーも15p10a5sで絶好調。マキシエルが14p6r。ズー・クルーがより一層たくましくなっていますな。新顔ブラウンが8p5r。彼は今年はいい意味で力を抜いてできそう。
バックスはRJが復帰。リドナーも出場しています。スターターはリドナー、レッド、RJ、ヴィラヌエヴァ、ボガット。これがベストメンバーだろうねぇ。しかしまぁ、こうやってみると、今年はプレイオフは無理そうだな。それなりにいいメンバーだけど、なにかこう、頼りなさが見え隠れしている。この試合ではヴィラヌエヴァが36分26p8r。リドナーは4p5r5a5to。フライ?が11p4r。ジョー・アレキサンダーは12分でファウル6つ。無得点で退場しています。セッションズや彼、ボガットあたりがどかーんと急成長しないかぎり、このチームは低空飛行に終わりそうですな。

DEN 77-72 PHO

オープンコート・エキシビジョン・マッチです。屋外で戸惑ったのか、両チーム低調に終わっています。いちおう48分やったみたいだけど、ハイスコアリング・チーム同士のはずが、この点数。まぁ、サンズが最近ディフェンス重視に変わってきているから、それもあるんだろうけどね。それにしても低い。FG%もナゲッツ36.2、サンズ31.6とひどい数字。
ナゲッツは両エースが欠場。ありゃー。カーター、スミス、ジョーンズ、マーティンさん、ネネ。スミスが12pでチームをリード。ネネが10p7r、バードマンがベンチで8p9r。苦労人マティーン・クリーヴスが12p1aと二桁得点を記録しています。ナゲッツは1番に困っているからねー。チャンスをつかんでほしいですな。
サンズは今日もアマレ欠場で、フォワードはヒル&ディオウ。ナッシュがFG5-12で16p。あとはとくにみるべきところなし。今年はベンチがドラジッチ、バーンズ、ロペス、タッカーって、去年と全然違うんだね。バーンズがFG3-13で6p。彼が7人目のプレイヤーってことかなぁ。やー、サンズもすっかり弱くなったな。シャック・ダディは15分2p。

OKC 102-122 GSW

ネリーズに走られちゃって、サンダーは3連敗。やっぱり今年も厳しそうだねぇ。スターターはワトソン、ウィルキンズ、グリーン、デュラント、ペトロ。うーん。この2年間でドラフト全体2位、4位、5位をもっていたはずなのに、なんだろうこのメンツは。ブレイザーズが3年間でロイ、オルドリッジ、セルヒオ、オデン、ルディ、ベイレス、バトゥムを揃えたことと比べると、雲泥の差があるなぁ。デュラントやグリーンが悪いわけではないが、それにしても、未来の広がりが違う。アメリカン・スポーツにおけるGMの重要性がわかりますな。
で、この日のサンダーはウィルキンズが得意の乱れ撃ちで34分23p(FG7-14)5r1a3s4to。デュラントはFG4-16で16p14r3a3s2b。落としたショットが12本あって、ターンオーバーが6なので、彼ひとりで18回、オフェンスを失敗しているってことですね。やー、空回りだなぁ。本格化するにはまだまだ時間がかかりそう。ジェフ・グリーンは14分7p。新人ウェストブルックが26分15p1a5to。3人とも、これからだね。
ネリーズは主力を休ませて練習モード。ダマーカス・ネルソン、ベリネッリ、キャプテン・ジャック、ハリントン、トゥリアフ。マゲッティ、ビードリンス、アズブーキはお休み。ベリネッリが45分もらって22p(FG8-13)3r6a2s1b、ターンオーバー1の好成績。経験も能力もある人だからね。問題はネリーの好き嫌いだけなんだよな。ネルソンが33分18p4r7a4s。おぉ。やはりやればできる子なのか。今季の注目、ベンチに座る若手PF軍団は、ヘンドリクスが12p13r、ライトがFG3-11で9p5r、ランドルフが11p3r5pfで無駄に白熱した争いを繰り広げています。さらにロブ・カーツ?が4p5rで続いています。ほんとこれ、なんでPFばっかり4人も5人もいるんだろうね(笑)ベンチのプレイタイム96分のうち、67分がPFのものですよ。スターターにはSF3人、ベンチにはPF4人。そしてPGは経験者が1人もいない。これが今年最初のネタですな。やはりネリーのバランス感覚はすごい。なんでもありだ。