プレシーズンマッチ

9日目。

NJN 92-93 PHI

ネッツがシクサーズの猛追を受けて逆転負け。ハリス、テレンス・ウィリアムズ、CDR、イ、ロペスという若いラインナップ。ウィリアムスが12p5r4a3s、CDRが20p5r、ロペスが18p6r2a。CDRは今年はプレイタイムがもらえそうですね。ベンチではオルストンが6p6a、ナヘラが9p6r5pf。ベテランが自分の役割をこなしています。ネッツは意外とバランスのいいチームかもしれません。
フィリーは先発固定。ルー26分15p3a、ブランド30分13p6r。アシストリーダーはベンチのウィリー・グリーン。6p5a。プレイメーカーは誰なんだろう。控えではスパイツも16p7rと活躍しています。このチームは青写真と現状がずれてきているな。期待していたブランド、ダレンバートより、スパイツのほうが伸びている。あと、ルーを先発にして成長させようとしているけど、先発でもシックスマンみたいな数字になっている。ブランドを出して、ランゲームでパスがさばける1番をとってきて、ルーをベンチに戻すってのが理想だけど、ブランドの長期契約を引き取ってくれるチームなんてないでしょうねぇ。あ、ウォリアーズならアリか?ひょっとして。ジャックスと交換とか?ないかなー。

DAL 123-115 WAS

ショーン・マリオンが新天地で躍動。3番で先発出場し、マヴスを勝利に導いています。彼のスタッツは30分26p5r2a3s。お見事。ほかのスターターはキッド、キャロル、ノヴィツキー、グッデン。マヴスは5番が悩みの種ですなぁ。ダンピアーかグッデンでお茶を濁すんだろうか。トップチームと対戦するときは、それではさすがに厳しい気がするけどねぇ。グッデンは18分8p4r。キッドが15p5r7a。ベンチで新人ボボワが14p3a3s。意外と早くモノになるかもしれません。クリス・ハンフリーズが15p7r退場。
ウィザーズは2番にスティーヴンソンを起用。地味だなぁ。この日はビッグスリーが順当に活躍。アリーナス12p9a、バトラー19p3r、ジェイミソン19p5r。ベンチでブラッチが17p9r、マッギーが14p3r。今年のウィザーズはセカンドユニットも充実しています。

HOU 104-113 ORL

マジックが4Qに37点奪って逆転勝ち。ハワードとピートラスを休ませてこれです。やはり今年は強い。スターターはネルソン、カーター、ルイス、バス、ゴータト。ゴータトが35分14p14r6bという暴れっぷり。やー、この人がマヴスに動いていればねぇ。ほかにもバス16p4r、カーター19p3a、ベンチのアンダーソンが12p6rと、新戦力が活躍しています。期待通りだね。マジックのフロントコートは伸びしろがあるぶん、キャヴスよりいいんじゃないだろうか。
ロケッツは新人バディンジャーを2番、海外から加入のアンダーセンを5番で先発起用。ブルックス、アリーザ、ランドリーと組ませています。バディンジャーは38分17p(FG7-14)、アンダーセンは12p7r。どちらもいい補強になりそうだな。ベンチではメンサー=ボンスが9p7r、ジャーメイン・テイラー14p3r、ドーシー4p7r1b。主力3人がいなくなって総崩れかと思いきや、新顔が次々に台頭してますね。これは、最下位にはならないのでは?

NYK 82-96 BOS

セルツの守備が炸裂。1Qのニックスの攻撃を8点に抑えて圧勝です。ニックスはFG37%、3pt16%と抑えられて惨敗。いちおうオフェンス重視のチームですからねぇ。これはひどい。スターターはデュホン、チャンドラー、ガリナッリ、ハリントン、リー。リーが13p6rでそれなりに結果を出したほかは、メタメタです。1番から3番まであわせて67分出て16点。あちゃー。この日のニックスはベンチもボロボロで、新人トニー・ダグラスが22分11p4r3aで意地をみせた以外は、惨憺たる成績に終わっています。同じく新人のジョーダン・ヒルが12分9p4r。
セルツは余裕。いつもの5人でスタートして、全員20分強の出場でお役御免。ビッグスリーは小さいほうから順に13p3r3a、9p5r3a、10p8r。ラシードがベンチで13p12r。ビッグベイビー7p8r、スカラブリニ17分9pと、なぜか4番をめぐる熱い競争が繰り広げられています。

TOR 112-97 MIN

ラプターズが1Qと3Qに攻撃を集中して快勝。これはつまりスターターががんばったってことかな?先発はカルデロン、ウィームス、デローゼン、ボッシュ、バルニャーニ。ウィームスとバルニャーニがそれぞれ+22.+18という数字なので、やはり先発勢がよく機能したようです。ウィームスは27分11p(FG5-7)6a、バルニャーニは21p(FG8-11)3r3a。ソニー・ウィームスがここまで伸びてくるとはなぁ。ベンチではベリネッリが11p2r、アミール・ジョンソンが12分9p2a。ジョンソンも安定して点をとっていますね。
ウルヴズは3ptが絶不調。14本撃って、カーディナルの1本しか入りませんでした。ラップスは9-19なんで、長距離で負けた感じですね。スターターはフリン、ブリュワー、パヴロヴィッチ、ラヴ、ジェファーソン。2番3番以外は固定かな?フリンとセッションズの役割分担はこのままなんですかねぇ。ラヴが12p14r、ジェファーソンが14p1r。なにこの対照的なスタッツ。さすがに差が開きすぎじゃないか。フリンは14p1a5toの-24、セッションズがベンチで8p2a1to、+19。これも対照的だな。ウェイン・エリントンが3ptを3本すべてはずして6p3r2a。

OLP 89-107 SAS

スパーズが本拠地にユーロリーグの強豪、オリンピアコスを招いて一戦。お客様がいらしたということで、この時期のスパーズにしては珍しく、フルメンバーで戦っています。スターターはパーカー、RJ、ボーガンズ、ダンカン、ボナー。パーカーが12p3a、ダンカン10p5r3aといつも通りの安定感をみせつつ、どちらも15分程度で下がっています。ジノビリ先生はベンチで20分7p5a2s。この日は若手が活躍。ジョージ・ヒルが22分17p3r2a、メイソンが12分10p、ブレアが11分9p2r2s。
オリンピアコスではジョシュ・チルドレスがアメリカ凱旋を果たしています。36分15p9r2a3s1b、4to。ジョー・ジョンソンみたいな存在感になっているね。ほかのスターターはテオドシッチ、クレイザ、ヴァシロポウロス、スコーツァニーティス。ギリシャ代表でおなじみのスコーツァニーティスが19分16p2r。ベンチではパパルーカスが20分5p3r4a、ヴォン・ウェイファーが11p2r2aと、それなりの数字を残しています。

GSW 110-91 LAL

レイカーズがウォリアーズの猛攻にさらされて敗戦。あらあら。自慢のバックコートが3人で3pt0-9、ターンオーバー9という大ブレーキ。これはひどいね。どうしたんだろう。レイカーズではバイナムが31分19p6r2bと復活の兆しをみせていますが、あとはみんなヘロヘロで、ベンチ全員まんべんなく出て練習したようです。
ウォリアーズは前の試合で負傷退場したエリスが復帰して爆発。29分24p(FG11-20)3r8a。この人はスリーポインターを撃たないのに、フィールドゴールはめちゃめちゃ撃つんだよなー。期待のアンソニーランドルフも41分18p8rと、今季のブレイクを感じさせています。この日は2番にジャックス、3番にマゲッティを起用。ジャクソンは9分6p5pfという圧倒的なスタッツ。ここまでえげつないトレード要求は、なかなかないですね。ステファン・カリーは23分6p(FG1-7)8a。まだショットが安定しません。意外と苦しむか。エイシー・ロウが13p3a。

POR 85-97 LAC

ブレイク・グリフィン登場。ベンチから21分出場して、8p(FG3-6)5r2a、5pfという成績です。まだ目だっていないね。クリッパーズは先発のフロントコート陣がソーントン12p6r3b、キャンビー11p7r、ケイマン12p4r4bと、貫禄をみせています。グリフィンの影響で発奮したのかな。ベンチではラシュアル・バトラーが23分14p。先発でも控えでも役に立ちそうですな。ディアンドレ・ジョーダンが9p5r2bで、インサイドの底上げに貢献しています。クリッパーズはビッグマンが多いな。
ブレイザーズはミラーが先発に。ロイ、バトゥム、オルドリッジ、オデンと組んでいます。これが理想の形かな?ミラーは11p5r3a。オデン7p8r。ブレイザーズはスターターが5人でスリーポイントを1本しか撃っていません。ミラーが1番に入ると、そこが弱くなるね。ベンチではウドカが16分10p2rで得点現に。プルジビラは20分1p10r2b。この人は本当にリバウンドマシーン的だなー。ジェリド・ベイレスは13分6p(FG1-5)0a。やっぱりNBA入りが早かったのかなぁ。なかなか安定しないね。新人ダンテ・カニンガムは9分3p2r。こちらも時間がかかりそう。