プレシーズンマッチ

4日目。ネッツとニックスが激突。レブロンのために空白の1年を過ごす両チーム。モチベーションはどうやって維持しているんでしょうねぇ。

NJN 107-115 NYK

どちらもほぼフルメンバー。勝ったのはニックスですが、再建に向けて前進しているのはネッツのほう。若手が活躍しています。ネッツのスターターはハリス、CDR、ヘイズ、イ、ロペス兄。ハリスが14p4a、ロペスが19p4r1bと順調。イは25分9p6r。やはりこの人は過大評価だったんだろうか。この日のスタッツリーダーはCDR。33分21p(FG5-11、FT11-15)3rと、スコアラーとしての役目を果たしています。相変わらずフリースローは不安定なようだけど、まぁ、20点とれればいいんじゃないすかね。3to4pfに被ブロック3なので、ファーストオプションとしては頼りないけど、ベンチから出すオフェンス・プレイヤーとしてなら、活躍できそう。がんばってほしいですね。ネッツはカーター放出によって、CDRや新人のウィリアムズ、移籍組のコートニー・リーにプレイタイムがしっかり回りそう。この日はリーは欠場ですが、ウィリアムスは26分11p7r1aと結果を残しています。復活を期するボビー・シモンズも16p6r2aでアピール。今年のネッツはチーム内の競争が熱そう。
いっぽう、初戦を快勝したニックスは、デュホン、ヒューズ、ハリントン、ジェフリーズ、デヴィッド・リーという、再建中とは思えないメンバーでスタート。どうせ来年からメンバー一新するんだから、若手をどんどん使えばいいのにねぇ。ハリントンが23p5r、リーが20p9r2aと結果を出していますが、ベテランにがんばられてもな、という感じ。期待の戦力はみんなベンチに回っていて、チャンドラーが28分21p7r3a2s、ガリナッリが26分9p5r4a、新人トニー・ダグラスが23分8p5r3a、同じく新人のジョーダン・ヒルが17分5p4r、ミリシッチが8分2p1r。やー、こっちの5人をスターターにするほうがいいんじゃないかなぁ。希望があって。ミリシッチやガリナッリはどんどん使ったほうがいいと思います。ダグラス、ガリナッリ、チャンドラー、ヒル、ミリシッチがセカンドユニットなんですかねぇ。ロビンソンがいるから、ダグラスは出番少ないのかなぁ。もったいないね。

MIL 103-117 MIN

低迷中の2チームの対戦。ロースターを全面的に入れ替えたウルヴズが、勝利でシーズンをスタートしています。ウルヴズのスターターは新人フリン、ブリュワー、ゴームズ?、ラヴちゃん、ビッグ・アル。生え抜きの若手3人と、トレードで獲得して育てた中堅2人。希望のもてるラインナップですな。
この日はガード陣が不調で、2人あわせてFG0-9。それでもフリンは14p7aと、数字は残しています。ブリュワーは2p3r1a。フォワード陣は快調。ゴームズ13p10r、ラヴちゃん17p(3pt1-2)13r、ジェファーソン14p3r1b。ラヴがリバウンドをよく拾うんで、今季以降は、ジェファーソンのリバウンド数は減るかもしれませんな。ベンチでは、流れ流れてやってきたパヴロヴィッチが健闘。26分15p(FG5-9)と、役割を果たしています。注目のラモン・セッションズは21分9p6r4a6to。移籍して大ブレイクという線もあったけど、この調子だと、ウルヴズでも爆発力のある2番手PGという位置づけになってしまうかも。
バックスはリドナー、レッド、イリャソヴァ、ムバ=ア=ムウテ、ボガット。ベテラン勢は10分前後でさがっています。レッドは16分7p。リドナーが10p5a、NBA復帰のイリャソヴァが5p4a。この日はベンチのウォリックが爆発。28分24p5r2aと、期待以上の成績を残しています。新人ジェニングス、ミークスはベンチから出場でそれぞれ27分14p2r5a2to、12分7p(FG3-8)と、可もなく不可もない出来。でもバックスのガードは薄いんで、プレイタイムはもらえそうですね。

LAC 101-108 GSW

こちらもロッタリーチーム同士の激突。注目のブレイク・グリフィンは怪我のため、大事をとって欠場。残念。もうひとりの注目新人、ステファン・カリーは出場したようです。彼の奮闘もあって、ウォリアーズが勝利。
ウォリアーズのスターターは不満タラタラ1号、アズブーキ、不満タラタラ2号、ランドルフビードリンス。アズブーキが文句も言わず、29分19p10r3aと活躍。期待のランドルフも10p9r2aと、まずまずの滑り出しをみせています。キャプテンなのにやる気がない人は、17分11p2r4a4to。同じポジションを争うマゲッティ、モローがベンチでそれぞれ18p6r、21p3aと活躍しているので、移籍の話はどんどん進むかもしれませんね。カリーは24分5p(FG2-10)3r9a5s。得意のショットは不調で、アシスト役に回ったようです。+/-の数値が+12を示しているから、決して悪くはなかったんでしょう。エリスに負けずにがんばってほしいもんですね。
クリッパーズはデイヴィス、ゴードン、バトラー、ソーントン、ケイマンでスタート。4番候補のグリフィン、キャンビーがどちらも欠場したため、SF2枚を並べる変則ラインナップが出ています。ゴードンが早くも35分出場、19p3r5aとアピールしています。デイヴィスは11p5r7a。さすがに今年はモチベーションも高い模様。バトラーが7p(3pt1-7)4r4a。彼の加入は、地味ながらいい補強になりそう。スターターもよくがんばっていますが、ベンチのディアンドレ・ジョーダンも大活躍。24分22p10rで、ケイマンやキャンビーにプレッシャーをかけています。