Sly & The Family Stone@東京国際フォーラムホールA

ほんとに来た!(´Д`)
やー、スライ先生にハイヤーハイヤー!って言われちゃったよ〜。先生はあおるだけあおって、すぐ退場しちゃったけど(死)
まずステージにギター、ベース、ドラム、ボーカル、キーボード&コーラス、キーボード、サックス、トランペット、トロンボーンの人たちが登場。ギター、ベース、ドラムがあきらかにファミリーストーンじゃない若さ。ステージ中央に置かれたキーボードは空席。先生……。
バンドだけでライブスタート。いきなりダーンストゥーザミュージック!!うえーまじアガる!(´Д`) なんかもうバックバンドがふつうにうまくてまじアガる!(殴)続けてエヴリデイピーポーも投下。なんて豪華なセットリスト!フロントマンが出てこないのに、曲の力だけで押し切る展開ですよ。ずるいな。
先生は3曲目のドントコールミーニガー、ホワイティがはじまったところで登場。ってかギターの人が歌いはじめたときに、すすっと現れたよ。金色の変な布をかぶって、ピカピカした布を履いていた。頭はチリチリだった。ずっと照れ笑いしていた。最初はあんまり歌っていなかったんだけど、次のファミリーアフェアあたりから、けっこうちゃんと歌いはじめた。演奏はスライ登場前のほうがかっちりあっていたが、ライブとしてはやっぱり本人がいるときのほうがよかった。ときおり声をはって客をあおるのが最高だった。もうなー、いるだけで勝ちですな。あの人は。キーボード弾かないでイスに座ってぐるぐる回っているだけなのに、歓声あがるもんな。
シンガシンプルソングではオリジナルメンバーの人(たぶん)が例の叫び声を聞かせてくれて、もう大満足。個人的なハイライトは次のスタンド!このへんでスライとバックバンドの息があって、観客も落ち着いて、会場全体がいいノリになっていた。やー、スライが細い声でスタン〜♪って歌いはじめたときの感動。最高だったな〜。サビの高揚感もすごくよかった。
終盤、イフユーウォンミーステイをちゃんと歌って、テイキューハイヤーでは先生が立ち上がって手を突き上げ、客をあおっていた。会場全体がハイヤーハイヤーって、大変な盛り上がり。ってところで、先生はするすると退場。演奏しながら相談をはじめるメンバーたち。あらあらあらあら。ギターの人が中心になって、メンバー間で耳打ち。そして先生抜きでサンキュー。その後はバンドだけでの演奏が続いて、フィニッシュ。
最後の最後にはもう一回出てくるだろう、という雰囲気でアンコールの拍手が鳴り響き、バンドメンバー再登場。でも先生は不在。結局アンコールには登場せず、最後はハイヤーを途中から演奏してメンバー紹介をして、各メンバーがソロプレイや隠し芸(違)をみせるという困った流れに。ギターの人がハイヤーをざくざく止めて、ぶつ切りでメンバー紹介をするもんだから、盛り上がるに盛り上がれず、眺めて終わる感じだった。まぁでも、中盤であれだけやってくれれば満足ですわな。足りないことはいろいろあったけど、それでもすごく楽しかった。曲の力と、スライのパーソナリティの勝利だなぁ。やー、途中で帰っちゃったところも含めておもしろかった。

  • 1. Dance To The Music(without Sly)
  • 2. Everyday People(without Sly)
  • 3. Don't Call Me Nigger,Whitey
  • 4. Family Affair
  • 5. Sing A Simple Song
  • 6. Stand!
  • 7. If You Want Me To Stay
  • 8. I Want To Take You Higher
  • 9. Thank You(Falettinme Be Mice Elf Agin)(without Sly)
  • 10. Thank You For Talkin' To Me,Africa(without Sly)
  • en. I Want To Take You Higher途中から(without Sly)

セットリストはネット経由で拝借。最後に先生が出てきてエヴリバディイザスター〜ア〜♪って歌ってくれたら最高だったね。せっかくホーンも入っていたしなぁ。あとユーキャンメイキッティッフュートライも聴きたかったなぁ。あのイントロが俺のなかではかなりのキラーチューンなんですけれども。代表曲ではないんだろうか。無念。や、でもほんといいものみました。よかったよかった。