ジェイソン・キッド仕切り直し
SFデヴァン・ジョージの拒否権行使とSGジェリー・スタックハウスの舌禍によってご破算になっていたキッド・トゥ・ザ・マヴスのトレード話が、取引内容の変更によって立て直された模様。
今度はネッツがPGジェイソン・キッドとPFマリク・アレンを放出して、マヴスからPGデヴィン・ハリス、Cサガナ・ジョップ、SFトレントン・ハッセル、SGモーリス・エイガー、PFキース・ヴァン=ホーン、08年&10年のファーストラウンド・ピック、300万ドルを獲得するという話に。ロースターの人数調整のため、ネッツSGアントワン・ライトとマヴスのトレード・エクセプションの交換も行われるそうです。はーはー。スタックハウス+ジョージの約900万ドル分を、ハッセルの430万ドル+ヴァン=ホーンの書類上の金額?に切り替えようってことだね。でもヴァン=ホーンって契約切れと同時に引退したんじゃなかったっけ?まさかこのトレードのためだけに、意味のない契約を結ぶんだろうか。やー、妙な話になってきたなぁ。これはきっと近いうちにトレード規則の見直しがはかられるだろうねぇ。さすがにちょっと不自然だもんなぁ。
ダラス・マーヴェリクス
- 1 キッド、テリー、バレア
- 2 EJ、ルース・リップ、アントワン・ライト
- 3 ジョシュ・ハワード、ジョージ
- 4 ノヴィツキー、バス、ファゼカス、マリク・アレン
- 5 ダンピアー、ジュワン・ハワード
- HC エイヴリー“リトル・ジェネラル”ジョンソン
というわけで、マヴスはペリメーターのディフェンダーとして使ってきたハッセルを手放すはめに。あらあら。ジョージとハッセルだったら、やっぱりハッセルのほうがいいよなぁ。これ、キッドは獲れたけど、ディフェンスがずいぶん弱くなったねぇ。これでいいんだろうか。キッド、テリー、バレアでバロン・デイヴィスとモンタ・エリスを止められるのかなー。うーん。
ニュージャージー・ネッツ
- 1 デヴィン・ハリス、マーカス・ウィリアムズ、ダレル・アームストロング
- 2 ヴィンス・カーター、ハッセル、エイガー
- 3 RJ、ナックバー
- 4 ブーン、シーン・ウィリアムズ、スウィフト、ヴァン=ホーンの名義
- 5 クルスティッチ、ジョップ、マグロア
- HC ローレンス・フランク
ネッツはジョージのおかげで大助かり。ハッセルが獲れたのはでかいんじゃないすかね。若いハリス、マーカス、ブーン、シーンに、ベテラン・ディフェンダーとしてハッセル、ジョップが加わって、彼らをRJが束ねるという構成。スウィフト、クルスティッチは化けたらもうけもの、って感じだね。これでカーターを使ってエクスパイアリング・コンタクトとロッタリーピックを獲れたら最高なんだけど、いまのカーターにはそこまでの魅力はないだろうなぁ。とりあえず、ハリス&RJ&若手フォワードたちで土台づくりですかね。やーでも楽しみだねぇ。