なんじゃこりゃ

いつの間にか、NBA業界にこんなスタッツができていた。NBA.comをあまりみないので、つい最近まで気づかなかった。この数値が最近yahoo!NBAにも導入されたんだけど、なんの説明もなくてよくわからなかったので、ちょっと調べてみたよ。
結局まだよくわかっていないんだけど、どうやらチームワークのよさを表すスタッツのようですな。各プレイヤーがコートに立っている間、チームが何点差で勝っているかを示す数字なのかな?たとえばナッシュ+10点だったら、彼が試合に出ている間は、サンズは10点のリードをキープしたと。で、同じ試合でバンクスがマイナス5点になってたとしたら、彼が出ている間は敵に押し返されたってことか。そういうことでいいんだろうか。いまいちわからん。この解釈であっているとすると、チームワークっていうより、チームへの影響力の大きさって言ったほうがいいんだろうなぁ。
実例をみてみよう。サンズの今日の試合は、ナッシュが出ていた時間帯のリードが2点で、バルボサが出ていたときは3点。誰が出ても波のない攻撃をできていたってことになる。なるほどなるほど。ほかの試合もみてみよう。や、これはわかりやすいね。ウェイドが出てるときは+13点で、他のガードの点数は軒並み低い。白チョコがマイナス2点、ライトがマイナス7点、阿呆が1点。ウェイド頼みの展開が多いってことなんだろうねぇ。クィンの点数が高いのは、ウェイドといっしょに出ていたってことじゃないだろうか。や、もっとわかりやすいのはこれだね。KGとピアースの支配力がすごい。レイ・アレンの代わりに入ったトニー・アレンもしっかり穴を埋めていて、ピアース、KG、トニー・アレンがコートに立っている間は、セルツは常に15点くらいリードしていたってことだ。すげえな。
や、このスタッツのことはまだよくわからないので、もうしばらく観察してみます。しかしアメリカ人ってデータが好きだねぇ。こういう難解な数値があっさり出回っていることがすごい。日本とは文化が違うね。プロ野球はスタッツの前に愛称:サブティーニだもんなぁ。データ=ネタみたいな意識だよな。これはこれで好きだからいいんだけど。