サバシアが怒り狂う姿が見もの

千葉ロッテマリーンズ小林雅英コバマサ”投手が、クリーヴランド・インディアンズと2年625万ドル+チームオプション1年325万ドルでサイン。背番号は30。ついに日本プロ野球界屈指のクローザーが海を渡ることになりました。
本人は満面の笑みですが、インディアンズ先発陣はきっと来年の春先に、苦い顔でベンチに座っていることでしょう。サバシアがサイヤング賞レースを制することができるのも、今季限りかもしれない。ぷぷぷ。サバシアがプンスカして暴れ回る姿が見ものですね。あとはアレだな。グレイディ・サイズモアが、いままで以上に守備をがんばることになりそう。コバマサは外野手の守備力を向上させるのが得意だからね。
やー、長谷川、佐々木、高津、斎藤、岡島が続けてきた「日本のリリーフピッチャーはコーナーを丁寧につき、安定感のある投球をする」という固定観念を覆すことになりそうだね。コバマサならではの大胆なピッチングに期待したいところですな。なにしろコバマサにはチェンジアップがないからね。どんな惨状が展開されるか、いまから戦々恐々ですよ。開幕までにチェンジアップを練習するのかなぁ。
インディアンズにはジョー・ボロウスキというクローザーがいて、コバマサは当面、中継ぎに回るそうですが、どうもその抑え投手がアレな感じです。毎日新聞の記事にはこんなことが書いてありますよ。

抑えのボロースキが今季リーグトップの45セーブをマークしたものの、防御率5.07と不安定

防御率5点台のピッチャーが45回もセーブするなんて!(´Д`) このチームわかってる!わかってるよ!コバマサが必要としている二つの要素「6点リード」と「ベンチの忍耐力」のうち、一つはすでに保証されました!や、コバマサをよろしくお願いします!不安定だけど球界トップのセーブ記録(7年連続20セーブ)をマークした投手です!
ちなみにボロウスキは過去2年で通算141試合7勝8敗81セーブ、コバマサは102試合8勝9敗61セーブです。似てる……。

マーク・シャピロGM「マサはトップレベルで成功をおさめてきた男であり、日本プロ野球最高の舞台を経験した男だ。うちのブルペンにとって、価値ある補強となるだろう」

うん、まぁ、たしかに間違ってはいないな……。いちおう成功してるし、いちおう日本シリーズでも投げたし……。価値もまぁ、ある種の価値はあるからね……。
や、この記事が見所たっぷりですね。ホットドッグ早食いのコバヤシさんと比べて「このコバヤシは8回9回をパクパクたいらげちゃうぜ!」って書いてある。ぷぷぷ。あと昨シーズン後半の二軍落ちの原因を「首のケガ」って書いているね。あれはケガじゃなくて夏休みだのにねぇ。
そんなわけで、全米震撼のシーズンにむけて、本人はこんなことを言っております。

小林雅英「ジャイロボールは投げません(笑)これからなにがあるかわからないけれど、自分は大丈夫だって信じてます」

すごい自信!!!(´Д`)