レブロン・ジェイムズ

キャヴス@キングス。放送があるのをすっかり忘れていて、後半になってから気づいてテレビをつけました。いやー、レブロンはほんとすげえな。この日も自分の力だけで試合を決めようとしていた。あそこまでやるともう清々しいね。拍手拍手。ただ、東のトップチームと西のロッタリーチームの対戦なのに、強さは拮抗していた。やっぱりキャヴスは今年はあんまりよくないねぇ。最終的にはレブロンの凄味で勝ったけど、そこにばかり頼っていては、またファイナルで涙をのむはめになるのでは。ちょっと心配です。
スターターは(たぶん)キャヴスがブービー、パヴロヴィッチ、レブロン、グッデン、イルガウスカス。ブービーくんはもうすっかり先発の顔ですなぁ。いっぽうキングスはガルシア、マーティン、サルモンズ、ムーア、ミラー。厳しいな。ビビーのケガが痛いねー。ロンロンが戻ってきても、ちょっときついかも。
途中からみたので、試合全体の流れがわかりません。3Q〜4Q終盤まではいい勝負。でもだんだんレブロンのギアがアガって、残り1分の場面で彼がインサイドに切れこんで3点プレイを成功。マイキー・ムーアにチェックされながらジャンパーを沈めて、ものすごいガッツポーズをしてました。そこで勝負あり。いっしょにみていた恋人も、そのプレイには目を奪われていた。バスケに特別興味がある人ではないんだけど、レブロンをみて笑ってました。やー、やっぱりレブロンはすごいすなぁ。彼のプレイはとくに解説をしなくても、すごいってわかるからね。ガッツポーズもアガりきった表情もおもしろくて、何度もリプレイが流れていた。スーパースターだ。スタッツは43分26p4r4a。今季好調のイルガウスカスが11p15r。最後にファウルアウトしちゃったけど、それまではインサイドを制圧してました。しかしキャヴスのインサイドは困ったもんだねぇ。本当は伸びなきゃいけないはずのグッデンが伸び悩み、逆に衰えてもおかしくないイルガウスカスが元気になっている。どっちも放出しづらい。そしてヴァレジャオはいつまで待っても戻ってこない。うーん。悩ましいね。中も外も、タレントの数はそろってるんだけどねぇ。どうもこう、みんな大ブレイクしないんだよなぁ。
キングスは、なにはともあれケヴィン・マーティン。さくさくさくさく点をとっていて、すごかった。リップくんに似たイメージ。細くて速くて点をとる。マーティンはリップくんよりも攻撃パターンが多彩で、彼よりもっと積極的です。素晴らしかった。46分32p(FG7-17/FT17-18)6r。レブロンががんばってチームに勢いをつけても、マーティンがすぐやり返すのな。彼もまたスターなんだろうなぁ。彼にだけは、希望がみえた。ほかのメンバーはあまり目立たず。急場しのぎで出ているガルシア、サルモンズがそれなりにがんばっていたけど、やっぱり本来のメンバーと比べると見劣りする。ムーアは予想通り、ネッツにいたころより落ちた。ミラーはずいぶん衰えた。キングスは全体的にみどころが少なかった。コーチがチームのなかになにかをみつけないと、今季も厳しいんじゃないかなぁ。