開幕戦

ブレイザーズ@スパーズ。NHK BS-1の録画放送は、今年も中盤を省略したダイジェスト形式。最悪。試合の流れがさっぱりわからない。途中で4、5分とばしてしまうから、その間に誰がどんなプレイをしたかわからず、各プレイヤーの調子もチームの勢いも、まったくつかめない。ひどい。番組冒頭でおこなわれた今季の見所紹介もひどかった。西の見所がフランシスとAIだって。そんなわけないだろう。フランシスはローテーションにも入ってないじゃないか。そんな嘘を言うために試合をカットするのか。やー、マイナースポーツの放送って切ないですね。
で、試合は1Q中盤あたりからスパーズが押しはじめて、2Qから最後まで、10点前後のリードをキープして危なげなく勝利。2点差、3点差に迫られる場面もあったけど、そういう要所ではきっちり点をとるのな。さすが。結局最後まで、負けそうって感じがしなかった。スタミナの問題はあるのかもしれんけど、やっぱり強いね。スコアは97-106。内容もだいたいそのくらいの差だった。
スターターは、スパーズがパーカー、フィンリー、ボウエン、ダンカン、オベルト。ブレイザーズがジャック、ロイ、ウェブスター、オルドリッジ、プルジビラ。
スパーズはパーカーがよかったなー。するすると抜けていって、レイアップでさくさく得点。ドリブルが速すぎて、相手の足が止まっちゃうのな。抜けられないときは、ファールをもらっていた。パーカーすごい。19p2a。フィンリーやダンカンはいつも通りの安定感。セカンドユニットのジノビリ先生とエルソンが息ぴったりで素晴らしかった。先生がドリブルしながらビハインドバックパス→エルソンがノーマークでダンク。それが3回くらいあった。先生は16p3r8a5s1b。先生の守備はものすごいね。爆笑。ベンチでは新人ワシントンが3番目のポイントガードとして11分出場。小さくてがっしりした体型。ミスもあったけど、悪くはなかった。でもヴォーンとポジションが重なるかな。ウドカは出番なし。なぜスパーズにいってしまったんだろうねぇ。
ブレイザーズはオルドリッジが奮闘。ダンカンやオベルト、エルソンを相手にジャンパーをすぱすぱ沈めて、27p3r。ロイやジャックがボールを運んで、オルドリッジに渡してワンオンワンの状況をつくって勝負させる場面が多かった。オルドリッジがその期待に応えてうまく攻めていたと思います。ウェブスターもよかった。切れこんでからのジャンパーが冴えていた。21p3r。ロイはボウエンに封じられて、FG2-10で7p5r6a。スイッチしてもマーカーがジノビリ先生だったりパーカーだったりするからね。しょうがない。ウェブスターとアウトロウはやっぱり役割がかぶり気味だなぁ。サイドでボールを受けて、中に入ってシュートを撃つ。2人とも速くて攻撃的。ウェブスターのほうが安定感がある。アウトロウは積極的だけど危なっかしい。ブレイザーズはリバウンドがよくなかった。数字だけみると40-40で両チーム同じなんだけど、スパーズは大事なところでリバウンドを拾っていた。とくに前半戦は、ブレイザーズはリバウンドを奪えなくて点差をつめられない展開だった。プルジビラひとりだとちょっと厳しいんじゃないかなぁ。