JUBILEEの感想その27

発売前にインタビュー記事をいくつか読んで、ロックにクラシックをとりいれたようなものをつくっているのかな?と思っていたんだけど、そうではなかった。どちらかというとクラシック要素のほうが強い。くるりがウィーンという街で、クラシック的なフィルターを通して、音を出したという感じ。むしろくるりがウィーンに飲みこまれたイメージだなぁ。ベース、ドラムがあまり目立たず、ストリングスとギターのかけあいのように聞こえるんだけど、でも全体としてはくるりっぽい。クラシック×ロックというより、クラシック×くるり。不思議な感触。