くるり@ZEPP TOKYO
くるりのワンマンにいってきました。以下ネタバレ。
先に入ったおともだちのおかげで、ナイスなポジションを確保。ステージ全体が視界に入る位置。ジャパンやベリテンでは曲に浸ることに夢中でステージをみられなかったので、今日は後ろでじっくりみてきました。
ベストアルバム中心のセットリスト。よかったことはよかったけど、丁寧なお披露目という感じで、彼らがいいときに発する肉感というか、湿度のようなものはあまり感じられなかった。岸田もあまり気持ちが入っていないようで、ソロで踊ったり狂ったりする瞬間が少なく、歌詞を間違えた曲も3つ4つあった。
全体的にあっさりしたアレンジで、どの曲もCDに近い感じ。ワールズエンドは珍しく、ほとんど音源のままだった。中盤の惑星づくり→ブルースはアレンジが多く演奏も重く濃くてよかった。惑星の社長フリー演奏でアガった!でもたっしんがギターもってないのは残念。最近そういうの多いような気がするなぁ。飴色→リバー→春風は完全にファンサービスだね。や、まさにベスト選曲ライブ。リバー嬉しかった。
終盤、今日のりりんりん即興コーナーは桑田と古田の歌を挿入(笑)前回ツアーのワールズエンドみたいになってるなぁ。てきとうな歌もおもしろいけど、個人的には前回の洋楽悪ノリカバーのほうが好き。てきとうな歌はいつも同じ感じになっちゃうんだよね。
ラストのHOW TO GO→街は文句なし。くるりマイベスト2。HOW TO GO復活祭。その後の大ラス人間通は苦笑。おもしろいけど、街のあとにはねぇ。人間通の最後で太鼓をたたきながら場内を行進していたんだけど、あれは完全に無駄だと思う。あんなことしてないでもう1曲やればいいんじゃないかなぁ。ロックバンドなんだし。
- 1. ワンダーフォーゲル
- 2. 青い空
- 3. ハイウェイ
- 4. 東京
- 5. World's End Supernova
- 6. ハローグッバイ
- 7. ばらの花
- 8. 惑星づくり
- 9. ブルース
- 10. 飴色の部屋
- 11. リバー
- 12. 春風
- 13. Baby I Love You
- 14. Ring Ring Ring!〜古田さんおれらの先輩〜Ring Ring Ring!
- 15. Superstar
- 16. ロックンロール
- 17. HOW TO GO
- en1. 街
- en2. 人間通
選曲は豪華なんだけど、ライブとしての充実度はふつう。ちょっと軽かった。1月の武道館のほうがずっとずっとよかったよ。今回のツアーはライブベストセットをやってくれたら嬉しかったんだけどなぁ。ベスト盤とツアーをふたつあわせると、くるりの歴史を体感できるような、ライブメインの感じにしてほしかった。チャイナ、水中、すけべ、トレインロック、Race、トゥナイトがぜんぶ抜けてしまうと、やっぱさすがに物足りない。ベストアルバムの物足りない感じが、ライブで再現されたような印象。チャイナはいつ復活するのかなぁ。