SWEET LOVE SHOWER 2006@日比谷野外大音楽堂

おともだちからチケットを譲ってもらって、行ってきましたよ。ありがとござました!
先行予約の券をもらったんだけど、その席がびびるほど前のほうでした。4列目とか5列目とか。あんなんとったことないっす!席だけでアガった!(笑)

レミオロメン

開演前に3杯目の酒をぷしゅーっと開栓。や〜、昼間っから飲む酒はうまいねぇ(殴)ライブはいきなりレミオが登場。大歓声!はじめの2曲は知らない曲でした。なんとかーでオッケー♪ていう歌。最近の曲なんだろうねぇ。そのあと南風とか雨上がりとか、代表曲連発。レミオはすべての曲で観客に手を振らせたり、手拍子を求めたりしてました。どの曲も演奏を止めてしまうので、音が足りなくて音楽としては物足りなかったっす。

チャットモンチー

セットチェンジで青のベースや緑のギターが登場。こんなかわいい色の楽器を使うのはチャットモンチーしかいないだろう、と思って待っていると、予想通りにチャッティが登場。ハシエリ(cジンくん)は近くでみても小さくて、つい笑ってしもうた。さすがにちょっと小さすぎないか(笑)ハチミツでスタート。最初の2曲は声があまり出てなくて、聞きとりづらかった。緊張してたのかね。だんだん慣れてきたのか、ハナノユメからはいい感じでした。チャッティはレミオと違って演奏一辺倒。MCもほとんどなし。ステージに近い席だったから、ハシエリがサビで気合い入れて爪先立ちになる姿や、ベースの子がドラムセットに片足をかけたまま演奏してドラムと呼吸をあわせる仕草がみえて、すごくよかったっす。ライブに対する集中が伝わってきたよ。後半はぜんぶよかったけど、とくに湯気が素晴らしかった。

  • 1. 東京ハチミツオーケストラ
  • 2. シャングリラ(新曲)
  • 3. ハナノユメ
  • 4. 恋の煙
  • 5. 湯気
  • 6. 恋愛スピリッツ

チャットモンチーはセットの組み方もいいなぁ。イベントでシャングリラと湯気をやるってのは、けっこう勇気のいることだとおもう。

The Birthday

バースデイ。チバです。ミッシェル後のチバの音源は聴けば聴くほど悲しくなるからあんまり好きじゃないんだけど、やっぱライブでみると、かっこいいなぁと思ってしまうね。かっこよかったっす。音楽はミッシェルよりロッソに近いかな。重心が後ろにかかってる感じ。前のめりの疾走感はなかった。ベースの人がぜんぜん目立ってなくて、ちょっと心配。あんな落ち着いた雰囲気でいいのかなぁ。ギターのイマイさんもあんまりガンガン攻める感じじゃないしねぇ。ロックなんだけど、演奏面が妙に落ち着いた印象でした。ってかどうしてもミッシェルがすけてみえてしまうよな。そんなこと言っても仕方ないんだけど、それしか頭に出てこないってことは、やっぱミッシェルといまのチバの違いに落胆しているってことなんだろうと思う。

BY PHAR THE DOPEST

バースデイのあと、なぜかすべての楽器が撤去されました。あれ?ひょっとして元ちとせがアカペラで登場?と思っていたら、モニターに「BY PHAR THE DOPEST」って表示されて、袖から謎のダンサーズが登場。そしてラップする人が出てきて「よー日比谷、調子どー?」て。えぇ〜(´Д`) これがシークレットアクトかよ!(殴)クロマニヨンズを期待していた俺はゲンナリです。結局そのしょぼいラッパーは主役じゃなくて、曲途中で煙のなかからクレバが出現。やー、それもどうかと思うよ……。去年のシークレットはミスチルだったのに…。ドーペストのみなさんはノリの悪いラップを1曲披露して、そそくさと退場。や、1曲でよかった!(暴言)

SUPER BUTTER DOG

微妙なシークレットアクトのあとで、次のバンドのセッティング。アンプが出てきたとき、機材の上に永積くん&池ちゃんのぬいぐるみが飾ってあって、会場全体から歓声が!そう!やっぱこの日はみんなバタ犬を楽しみにしてきたわけですよ!セッティング中から野音の雰囲気がいい感じに盛り上がり、準備が整ってモニターにバンド名が表示された瞬間には、野音がこの日いちばんの盛り上がりに!そして池ちゃんが小走りダッシュで登場!(笑)ほかのメンバーもやってきて、バタ犬復活ライブスタートです!
さぁウーロン茶か、と飛ぶ気になっていたら、1曲がサヨナラCOLOR。なんじゃそら!(笑)会場全体がずっこけた感じでした。そしてサヨナラCOLORですっかりなごんで気を抜いたとき、池ちゃんがスタンディング!(笑)そしてコミュニケーション・ブレイクダンスですよ!うへーい!俺ライブで聴くのはじめて!いやいやもう最高っすね!ファンク万歳!そして五十音で「おべんとう!」と叫び、セツナでは踊り狂いましたよ!うわーんもうCDJにも出ておくれ!ダンスモードがひと段落して、セッション気味の前奏から日々GOGOに。それがなんだか妙に長くて、会場はまったりモード。で、ラストにウーロン茶か!と誰もが思ったその瞬間に、ライブ終了。えー。お、おわり??って感じでしたよ。中盤のファンク連発は最高だったけど、出だしとシメが微妙。すかされた感じ。うーむ。不完全燃焼だ。またみたいみたいみたい!

BOOM BOOM SATELLITES

バタ犬に続いてはブンブンが登場!去年のフジロックぶりのブンブン!すっかり暗くなった空の下で、ひたすら鳴り続けるビートに身をまかせて、踊り倒してやりましたよ。いやーブンブンかっこいい!彼らが出てる30〜40分だけ、ロックフェス会場の夜のような熱気でした。

元ちとせ

ラスト2組は座ってまったり。元ちとせは知らない曲ばかりやってました。ってかワダツミの木と死んだ女の子しか知らないんすけどね。丁寧に歌っていたけど、独特の発音だからなにを言ってるのかよくわからず、なんだかぼんやりと聞いてしまいました。

HY

大トリがHY。だからお願い〜ていう曲を聞いてみたかったんだけど、やらなかったよ。HYはレミオと似た感じで、客に歌わせたり、手を振ったり手拍子をしたり、みんなで盛り上がろう!って感じのライブ。そういう一体感があまり好きじゃない俺は、座ってまったり聞きました。疲れてたんで、アンコール前に退出。場外を歩いているときに、チャットモンチーHYがデイドリーム・ビリーバーを歌ってるのが聞こえてきました。
やー、というわけで7時間くらいの長丁場が終了です。やっぱバタ犬がいちばんよかった。まさしく祝祭でした。楽しかった!あとブンブンもよかった。夜の空気が似合ってた。チバはみていたら切なくなってしまったなー。できることなら、ミッシェルを思い出すヒマもないくらい性急なロックをやってほしいんだけど、たぶんそれは今後もないんだろうな。切ない。チャットモンチーもよかったし、ふだんみる機会のないレミオやHY元ちとせもみられたし、ほんと素晴らしいイベントでした。やー、ありがとござました!