ずいぶん昔に読了
んじゃどんな野球が楽しくてかっこいいのかっていうと、これですよ。濱蔵先生は読んでないみたいだけど、これ最高です。名著。
野球は、投げる者と打つ者の気魄の勝負だと、つねづね私は考えている。
どうすかこの単純な論理。それでいいじゃんか。こうも書いてます。
ピッチャーとバッターが、18メートルへだたった位置で、勝負をする。投手の投げる熱球をいかにして弾きかえすかという、火花の散るような睨み合い、そしてアクションがスタンドのファンに感動を与えるのだ。手に汗握る真剣勝負であってこそファンは感激するのである。
読んでるだけでわくわくしてくるじゃない。ねぇ。さらにこんなことも言ってますよ。
3割の成功を収めるためには、10割、いや12割の成功を頭に描いてバッターボックスに立たねばならないのである。
12割打とうとしてるバッターが他にいるか!(笑)ってかこの本、名言だらけでもういや!(涙)
私が監督であれば、チームの若い選手にこう言うだろう。
「男と女の機微がわからなくて、野球ができるか」
おっしゃるとおり!!(感涙)