the pillows@ZEPP TOKYO

土曜日はピロウズのライブに行きましたよ。出勤日だったので無理して行くのはやめようかと寸前まで悩んだんですが、行ってよかったです。最高のライブでした。さわお兄さんの言葉と音楽を聴いて、目に涙がにじみましたよ。
今回のライブは、アルバム「MY FOOT」のレコ発ツアーファイナルです。会場はゼップ。というわけで、かもめにゆられながら本を読んでいたら、ハマタさんから「チケを家に忘れました。ギリギリなので先に入ってください」と嘘みたいなメールが。あらあら。ネタづくりのためにそこまでするなんて。ハマタさんは笑いに貪欲だなぁ。
ゼップ前でもものさんと合流。会場に入ると、Tシャツの種類が多すぎて、物販が服屋みたいになってました。グッズをチラ見して、ビアーを買ってからフロアに行きましたよ。開演10分前の時点で、前方はおおむね満員。我々は後方に行きました。19時にはハマタさんも無事到着して、ライブスタートです。
SEガゼルシティがフルコーラスで流れてDJブースのような空気になったあと、ピロウズ登場。フロアは完全に沸騰してました。そして前半はアルバム曲を連発!ディジェネレーションがかっこよかったです。ていうか真鍋のギターはなんだあれは。毎度のことながらびびる。
3〜4曲やったところで、さわお兄さんが「今日は耳の穴をつきぬけて、心に届くロックンロールを歌ってやるぜ!」みたいなことを言って、さらにアルバム曲でとばしまくりでした。シューティングスターやI know youもやってましたよ。I know youからマイガールへの流れで感極まってしまいました。やー、かっこいい!
中盤でカメレオン。熱唱でした。カメレオンのあとにMCだったんだけど、それがもうなんとも言えない言葉で、肌が震えました。
「ストレンジカメレオンをつくったころは、売れるかどうかなんてわからなくて、まさか10年後にこんなところで音楽をやるなんて、思ってなかった。みんな、ピロウズを好きになってくれて、ありがとう」「残念ながら、世の中は純粋じゃない。でも、信じている人がいる。信じている人がいるから、希望が生まれる。希望があれば、俺たちは絶対に負けない。だから、ずっと見ていてほしい!」
正確ではないと思うけど、だいたいこういう感じです。ピロウズの信じる力は、ほんとに輝いていて、いつもいつも心に響きます。そして、
「いちばん新しい、希望の歌を!」
て言って、マイフットです。こんなの泣くしかないですよ。ライブって、こういう瞬間が生まれるから素晴らしいと思う。さらにサードアイ、その未来は今を全開でつなげて、最後に登場SEで使ってたガゼルシティを演奏。怒濤のようなラストでした。
アンコールは、さわお兄さんがひとりでPA卓に登場。アコギ1本の弾き語りで「ファニーバニー」です。サビは会場全体で合唱。きみのゆめがかなうのは〜だれかのおかげじゃないぜ〜かぜの〜つよいひを〜えらんではしってきた〜♪ 本当にもう!(涙)
まだ続きます。さわお兄さんがステージに戻るまで、メンバーがデッドストックパラダイスを演奏。兄さんが戻って歌に。さらにアナザーモーニングで終演。感涙ですよ。
間髪入れずにSEマイフットが流れて、場内はまた合唱。SEなのにサビで歓声があがってました。マイフットがフルコーラス流れてすごい拍手が起きて、またピロウズ登場。なんだこの流れ!(泣)
「Can You Feel?」
あぁっ!!(涙)もうねー。これ以上ないラストですよ。最後の曲が終わっても、半分くらいのお客さんは帰らずに拍手してました。電気がついて、終演の知らせが流れても拍手。素晴らしいライブでした。帰り道も言葉が出なくて、「すごかった」としか言えませんでした。
歌も曲も演奏も、そして言葉も、ファンも、何もかも素晴らしいライブでした。ファニーバニーのときの会場の空気が忘れられない。最高のライブ。ありがとう!ありがとうありがとう!!