ジョルジュ・シムノン『メグレ罠を張る』

メグレ罠を張る (ハヤカワ・ミステリ文庫 16-1)

メグレ罠を張る (ハヤカワ・ミステリ文庫 16-1)

推理小説。パリの街の一角で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者に共通点はない。事件現場には手がかりが何一つ残されていない。八方塞がりのメグレ警視は、犯人を見つけだすために、ある罠を張る。
やーこれは心理描写メインの推理小説だなー。犯人やトリックを当てるんじゃなくて、動機というか、犯人の背景に何があったのかを想像して読んでいく感じ。メグレ警視は推理業界のスーパースターらしいけど、とくに魅力は感じなかったな。ってか捜査の合間にビール飲みすぎ。