ROCK IN JAPAN FES 2005 〜Say m-flo!編〜

ACIDMANセカイイチ→マンゴーアイスシャワー→YUKI→マンゴーアイスシャワー→100sm-floRHYMESTER真心ブラザーズ
「ひたちーなか、ひたちーなか、ここなら声だしてもいいんだぜ!」
会場に着いた俺たちを待っていたのは、例年通りの長蛇の列でした。ふへー。そのまま立ってると疲れるので、さっそくサンダルを脱いで裸足になりましたよ。裸足最高。裸足になると気分が一気に軽くなるね。うへへ。開場の予定時刻は午前9時。俺たちは1時間以上前に着いたんだけど、その時点でかなりの数の人がいたよ。そして朝だってのに日差しが強い!帽子をかぶらないと死んでしまいます。身も心もジリジリしながら待っていたら、予定より早く8時半くらいには入場がはじまりました。さすがジャパン!楽しみは多く、疲れは少なく!
少しずつ歩きはじめた列に続いて、いよいよ会場内へ!いえーい!翼のゲートをくぐった瞬間から、夢がはじまるわけですよ!夢が!ドリームが!!ドゥリームが!!!無意味にヒートアップする俺。入って最初に目についたハイネケンマークに向かってダッシュです。フェス1杯目の「生!」は、開場して間もない時間だったので店側の準備が整わず、ちょっと待たされました(笑)
その後、俺はチケットの受け渡しがあるので、ビールを飲みつつ入場ゲートで待機。その間にハマタさんたちはシートを敷きに行きました。グラスとレイクの中間あたりで、日陰になっているところに設置です。中継地点があると、友達と合流しやすくていいからね。みなと屋のそばだからごはんにも不自由しないし。フォレストやレイクの音が聞こえちゃったりするしね。ナイス設置ハマタさん!
ACIDMAN
チケットやらシートやらの準備がととのったところで、ついにライブですよ!1日目の最初はグラスでアシッドさん!去年のツアー以来です。久しぶりだなー。グラスの前のほうは怖そうなので、スタンディングゾーンの後ろのほうでまったり見ました。最新アルバム『イコール』のイントロ曲「0=ALL」で3人組が登場。相変わらず、タンクトップとキャップとアゴヒゲです。本編は「FREAK OUT」からスタートして、代表曲連発のセットリスト。「リピート」のイントロがいい感じにアレンジされてた。素敵素敵。でもやっぱアシッドさんは「アイソトープ」の流麗なリズムが最高っすね。ついついステップ踏んでしまうぜよ。終盤はサトマが煽りまくって客騒ぎまくって「飛光」で終了。フェス仕様のライブでした。よかった!
セカイイチ
ビールを飲んだりメロンジュースを飲んだりしながら、グラスからレイク方面へ移動です。途中でハマタさんとりえちゃん(id:taf)と合流。運転疲れで眠そうなハマタさんを引っぱって、セカイイチを見に行きました。ほうほう、これが新しいステージか。でかいじゃん。CDJの小さいステージみたいなライブハウス風のを想像してたよ。いい意味で予想裏切られたよ。いいじゃんいいじゃん。と思ってたら、セカイイチの人たちがサウンドチェックをスタート。マイクテストにセリフあり。「あー、あー、あいしてる!」とか。さらにオアシスのスーパーソニックを歌いはじめた(笑)遊んでないで少しはチェックしろー!(笑)セカイイチは先月のツアーファイナル以来。ツアーと同じく「夕景」でスタートして、アルバム曲中心にやって「石コロブ」で終わる流れ。野外だとより一層暑苦しくていいね。でも一度でいいからセカイイチを夜空の下で見たいなぁ。三日月の日に。何はともあれ、お客さんたくさん入ってよかった。
●ハングリーフィールド
セカイイチから次のYUKIちゃんまで時間があくので、ごはんタイムです。今年はじめてのハングリーフィールド!俺はカレー。ハマタさんもカレー。りえちゃんもロコモコという名のカレー。カレーフィールドです。YUKIちゃんの歌が聞こえてきたけど、カレーに夢中の俺たちはカレフィーを離れませんでしたよ。そしてりえちゃんにスピを軽く紹介してから、甘党男子2人は茶屋ビレッジへ。今年はひそかにここに一番期待していたわけですよ!甘味甘味!!
●茶屋ビレッジ
茶屋ビレッジはグラスステージ右奥にひっそりとつくられた、静かな休憩スポットです。4〜5軒のお菓子屋さんと大量のベンチがあります。それだけでもう最高じゃないですか。我々はしゃくしゃく余裕で座りたいわけですよ!これぞジャパン!ハマタさんはチーズケーキファクトリー、俺はビアードパパへ。俺は当初はシューアイスを食べる気だったんだけど、気がついたらマンゴーアイスシャワーという、かき氷パフェ的なものを手にしていました。うわーい。すげえ旨そう。すげえ旨そう。あぁ!旨い!旨い旨い旨い!これは旨いわー。うわー。
YUKI
マンゴーアイスシャワーの完成度の高さにドギマギしていたら、ステージから「JOY」のイントロが!むはー大変!行かなきゃ行かなきゃ!!グラスのステージが見えるところまでダッシュしましたよ。YUKIちゃんは台に乗って踊ってました。YUKIちゃんは去年のハイヤーでチラッと聴いて以来かな。『JOY』が出てからは初かも!わーい!呪文はじょーい♪見よう見まねで例のふりつけをしてみましたよ。楽しいね。楽しいね!ハローグッバイも聴いて、大満足でした。呪文はじょーい♪♪
●茶屋ビレッジ
次は同じグラスで100sを見る予定。ってことで少し時間があくので、また茶屋ビレッジへ。マンゴーアイスシャワーの旨さを伝えたくて、スピカと合流。本日二度目のシャワーです。旨い!旨い!!2人でしばらく茶屋をフラフラしたあと、JOYダンスを踊りながらグラスのスタンディングゾーンへ。中村くん待ちですよ!
100s
CDJ以来の100sです。ツアー前半のAXは平日で行けなかったし、後半のゼップはチケットをとれてないので、『OZ』の100sを見るのはこれがラストチャンスなのかも。とか思いながら、アシッドさんのときと同じ位置へ。グラススタンディングの真ん中、PAのやや左。ジャパンで中村くんといえば混雑必至なのかと思っていたら、意外とすいていてびっくり。開演時刻になってもPAの横に歩くスペースがあるくらいスカスカだった。なんでだろう?みんな裏のAIRに行ったのかな?
ライブは中村くん以外のメンバーがステージ中央に集まるような形でスタート。『OZ』のインスト曲から。まっちぃがノースリーブで金髪っすよ!なんだありゃ!(驚)演奏がしばらく続いた後、中村くんが小走りで登場!あー。中村くんだ。中村くん。そして「A」。俺のiTunesで再生回数が一番多い曲。6人がそれぞれに輝いていて、それが重なり合って1人じゃつくれない輝きを生みだしていて、歌詞と音楽がかっちりあってる。かっこいい。ライブはハニコムとか「扉の向こうに」(すごかった!)とかの『OZ』曲を中心に、『100s』から「ラッタッタ」「新世界」も披露。はじめは真ん中に集まってたメンバーが、曲が進むごとにステージ全体に散らばる。不思議な感じ。これがツアーでやってたっていう、円になって演奏をはじめるってやつかな?いやー「新世界」よかったなー。中村くん、声出てた。よかった。
最後は「キャノンボール」「ロックンロール」。キャノンボールのイントロが鳴った時点で鳥肌ですよ。そこで愛が待つゆえに。去年のジャパンでDJブース最後の曲がキャノンボールだったんだよね。死ぬように生きていたくないって歌詞が、ジャパンの楽しさを言い表してるように感じて、あのときを境に、前よりもずっとずっと、キャノンボールが好きになった。だから今年のフェスで、ライブでその曲を聴けたのが嬉しかった。中村くんの言葉には、心を打つ力がある。ロックンロールもそう。中村くんにありがとうって歌われるとあんなに嬉しいのは、中村くんがいつも言葉を選び抜いて歌っているからだと思う。あの「ありがとう」が、心の底から出てきたメッセージだってわかるから、聴いてる俺も本当に嬉しい。フェスならではのサプライズはなかったけど、本当にいいライブだった。
m-flo
100sの余韻を引きづったまま、レイクへ移動。m-flo。『EXPO EXPO』は聴いたことがあるけど、最近のCDは聴いてないし、見るのは初めて。どんなゲストが出てくるか楽しみに行きました。したらゲスト云々よりも先にバーバルがすげえよ!!バーバルのMCが!「m-floでーす」みたいな普通の挨拶に続いて、自由気ままにライムスタートですよ!モニターと連動した「Say Ho」「Say m-flo」からはじまって、圧巻は「ひたちーなか、ひたちーなか、ここなら声だしてもいいんだぜ!」「ひたちーなか、ひたちーなか、ここなら声だしてもいいんだぜ!」て!うひゃー。すげえよm-flo。かっこいいよバーバル先生!V・E・R・B・A、最後にLでバーバル先生!はあー。エンターテイナーここにあり。
1曲目は歌がレコードそのままで、バーバルのラップのみ。それでも盛り上がる!TAKUとの絡みが仲良さそうでよかった。ステージ全体が楽しげな感じ。こういうライブ大好き!EMILYとDiggy-Mo'を呼んで2曲目がはじまると、スタンディングゾーン満員状態のお客さんが、曲にあわせてみんな手を振ってる。すごい盛り上がり!うはー。ソウルドアウトの人おもしれえよー。あはははは。俺笑いすぎ。でもあれですよ。バカにして笑ってるんじゃないんですよ。楽しすぎて笑ってるわけですよ。世の中のエンターテイメントでいちばんすごいのは、全力で笑えるもの、笑うしかないものだと思うんだよね。マイケル・ジョーダンが出てる試合って笑っちゃうじゃん。ねぇ。ソウルドアウトの人は1曲で帰っていきました。続いてYOSHIKA登場。歌もの続き。さらにEMILY帰ってYOSHIKAソロ。
そこでゲストものが終了して、m-floメドレー!バーバル先生が「歌える人は歌ってくれー!」て。俺でも知ってる「How You Me Like Now?」とか。みんな歌ってるー!!すごいすごい。やっぱ50万枚売ってるバンドなんだなー。すごい。壮観。スピカが一音逃さず歌い切ってて、それにも感動。すごいなー。ほんとにm-flo好きなんだな。ってあらためて思った。そして立て続けに和田アキ子をloveした曲ですよ!モニターに連呼される「HEY!」。叫ぶ観衆。「HEY!」。煽るバーバル。「HEY!」。叫ぶ俺。へーい!面白い面白い。m-flo楽しいよ!とか思ってたら、バーバル先生が「あのころは〜♪」客「HA!」「あのころは〜♪」「HA!」「あのころは〜♪」「HA!」て(笑)ぎゃははははは。もうね、おなかいっぱいです。すごい。わかった。楽しいよ。もう十分なのに、ゲストでmelodyと山本領平を呼んでもう1曲。最高でした。最高。m-flo最高。この時点で1日目のベスト。正直、100sより感動した(爆)
RHYMESTER
ライムスターをちゃんと見るのは初めてかな?たしかそうだな。3人だけのシンプルなステージでした。宇多丸さんもかっこよかったけど、やっぱり坂間さんのほうが好きだなー。レイクが好きだって言葉に同感。ジャパンでいいライブっていつもレイクで見てる気がするよ。去年のサンボとか。エルレとか。CDちゃんと聴いてないから知ってる曲ほとんどなかったんだけど、「肉体関係」は楽しめました。あーはー。グレイゾーン聴かないとなー。年末も出るし。
真心ブラザーズ
m-floからずっとレイクに居座ってた俺。ライムスターは後ろで座って見たけど、真心は前へ。スタンディングゾーンのなかほど。最近はどこのステージでも真ん中くらいで見るのが好き。動けるし聞こえるし見えるし。言うことなし。真心は初めて。彼らがブイブイ言わしてたころは俺は仕事が忙しくてライブとか一切行ってなかったからね。楽しみ楽しみ。っつってもCD1枚しか聴いてないんだけどね。罰当たりだな。
1曲目は「リラックス・オープン・エンジョイ」。大人数の編成のバンドで、ゆったり歌われるスタート。貫禄だなー。重くないけど軽くない、絶妙なロックでした。かっこいい大人!そして「新しい夜明け」「BABY BABY BABY」って俺の知ってる曲。YO-KINGの声がソロのときより優しいね。素敵。そんでMCが入って、桜井さんの革パンの話とか、YO-KINGは自分と競争して自分ゴールを目指しているから、ライバルは自分だし目標は自分みたいな超かっこいい話。
そんでまったりめの知らない曲をはさんで、新曲!終わらない夏はないかなー。ある!!ひたちなかにある!!終わっても終わらないよ。楽しい気分が残るもん。そんな気分になれた曲。結局、これ書いてるいまも、楽しさが心に刻まれてる。終わらないよなー。うん。そんな切なくも嬉しい曲の後に「夏の名曲がもう1曲あるよなー」て。わー。わー。わーわーわー。「エンドレスサマーヌード」ですよ。涙こぼれますよ。サビなんかみんな大合唱。はしゃぎすぎてる夏の子供って、いいよなー。みんなそうだよ。ひたちなかではみんな夏の子供。裸足だもんな。
ここである意味クライマックスなんだけど、ライブは続きます。次の「愛」って曲は知らなかった。でも周りの人が嬉しそうに歌ってて、俺も途中から一緒に歌った。真心って歌える歌多いね。いいね。そんで「拝啓、ジョン・レノン」。これは知ってる!最後が泣かせるよなー。ぜんぶ名曲だなー。ここで本編は終わったんだけど、アンコールに応えてすぐに真心ブラザーズ再登場。そして「空にまいあがれ」。夜空を指さして踊りましたよ。それはそれはもう爽快な気分。YO-KINGの声って突き抜けるね。最高っした。
m-floも最高だったけど、真心も最高。どっちもよかった。ロックインジャパンフェスティバル、1日目にして最高潮!!(涙)