くるり@梅小路公園(京都)

今年も最後は宿はなし。思い入れがあるのかな。

  • 1. 太陽のブルース
  • 2. 夜汽車
  • 3. さよならリグレット
  • 4. 京都の大学生
  • 5. 夜汽車は行くよ夢をのせて(新曲、石川さゆり feat.くるり
  • 6. かごの中のジョニー
  • 7. 三日月
  • 8. さよなら春の日
  • 9. 魂のゆくえ
  • en1. 虹
  • en2. 宿はなし

3曲目から7曲目までは順番微妙。5曲目は、岸田が石川さゆりに頼まれてつくったという、石川さゆりの新曲。タイトルをよく覚えていない。電車の歌だった。しゅしゅぽぽー、しゅしゅぽぽーと歌っていた。岸田は「渾身の一曲」だと言っていたが、ぱっとしなかった。
今年のセットは魂中心。いまのくるりを出した、という感じ。メンバーは岸田、社長、ボボ、世武さん。初夏のツアーに世武さんを足しただけで、それ以外に大きな変更はなし。社長がウッドベース?を弾いていた。世武さんが入ったんで、ようやくピアノありの魂のゆくえが聞けた。よかった。
今日は、世武さんは初々しく、楽しそうでよかったが、それとは対照的に、岸田はテンションが低く、コンディションも悪かった。声も出ていなかったし、演奏も平坦で盛り上がりに欠けた。フェスを無事に開催できたことで、ライブ前に燃え尽きちゃったのかなー、と思った。ライブをはじめた時点で、すでに疲れているようだった。やっぱり、主催と主演を兼任するってのは大変なんだろうね。本編最後の魂のゆくえで歌詞が飛んだときには、大丈夫か、と心配になった。
やー、今年は石川さゆりに完敗だったなぁ。石川さゆり津軽海峡・冬景色のイントロを鳴らしながら登場、舟歌組曲で「どっこいしょ」の合唱を巻き起こし、そして天城越えイチローバージョンでとどめ。あんなライブをされちゃあ、いまのくるりじゃ勝てませんわ。やはり紅白の常連は格が違う。モニターの使い方も抜群でした。ものすごいカメラ目線。
しかしまぁ、音博は居心地が悪いっすなぁ。人が多すぎて身動きがとれない。矢野さん、石川さゆりくるりはがんばってみたけど、あとはつらくて場外に出てしまいました。どこにいっても、音楽なんてどうでもいいんだとばかりにおしゃべりを続けている人たちがいて、音楽がすっきり聞こえない。しかも混んでいるから、なかなか動けない。いやー、つらかった。あの場でどうやって音楽を楽しめばいいのか、俺にはわかりません。俺にはあわないのかも。音博は。