ヴァレジャオ、念願の長期契約
キャヴスがPFアンダーソン“アンディ”ヴァレジャオの慰留に成功。ヴァレジャオは来季のプレイヤーオプションを破棄してFAになっていましたが、契約を結びなおして残留することに。
新しい契約は6年5,000万ドルになる見込み。インセンティヴがつくようです。630万ドルからスタートして、じょじょに額を上げていくタイプの契約になっている模様。
やっぱり強いチームはすべてがうまくまわりますね。シャック獲得、ヴァレジャオ残留と、補強が順調に進んでいる。キャヴスは特別すごいことをしているわけではないけど、するべきことはきちんと進めている。
以前、ヴァレジャオとパヴロヴィッチが同時にFAになったときには、2人との再契約交渉をうまく進められなくて、補強下手なチームという印象だったけど、ここ1、2年はそういうイメージはない。的確な判断をしている。
ザービアックを契約満了まで保持して、そのサラリーが浮いたところでアンソニー・パーカーを連れてくるというのも、渋くていい判断だと思います。レブロンのまわりが、堅実なプレイヤーと粘り強いプレイヤーで埋まってきましたね。次のシーズンも強そうだ。
パーカーとも契約間近と報じられています。彼はラップスでの2年目に、1年目ほどのインパクトを残せなかったので、評価はそんなに高くない気がします。ひとまずベンチじゃないすかねぇ。基本的にはモー&デロンテで、相手がビッグガードを使っているときにはパーカーを使うとか。上背があってスリーポインターを撃てる人を入れておくのは、いい補強だと思います。
4番5番がちょっと薄いかなー。主力の3枚は強烈だけど、そのうち1人でもケガすると、けっこう大変なことに。それなりにプレイできる人をあと1人は入れておきたいところですね。
まぁでも、これだけしっかりチームづくりができていれば、レブロン残留というのも、ただの噂話ではなさそうですな。これ以上の環境を、ニックスやネッツが用意できるとは思えない。ボッシュやアマレとチームを組むよりも、キャヴスで慣れ親しんだ仲間たちとリングを目指すほうが、現実味があるような気がします。さすがにまだ、スパーズやレイカーズでリングをとろうとは思わないだろうしねぇ。移籍は薄いんじゃないかなぁ。