くるり@梅小路公園(京都)

小田和正 with くるりでばらの花。いやいやもうね(´Д`)
くるりはアコースティカルなセットで1時間ちょっと。ばらが矢野さんバージョンで爆笑(殴)ほかの曲もふだんやらないアレンジをいろいろためしていて、おもしろかった。宿はなしがよかったね。やはり図鑑曲はアガる。
以下、帰宅後に感想をつらつらと。
というわけで、音博いってきました。やー、雨もすごかったけど、それ以上に客のマナーがすごかったね。なんだあれ。音楽なんてどうでもいいって感じの人がたっくさんいたよ。俺のまわりでは、ジェイソン・フォークナーが歌っている最中にジェイソンをずっと馬鹿にしていた男がいて、どうしても許せなくて「うるさいです」と注意してしまった。アーティストが好きで騒いでしまうとか、血がたぎってモッシュしちゃうとか、そういう、盛り上がり方が俺と違う人に関しては許容できるんだけど、一生懸命音楽を鳴らしている人を茶化して、歌や演奏の邪魔をする行為は許せない。どう考えても許せない。だってなぁ、ジェイソンが歌っているときに、その歌詞を適当に日本語にしながら替え歌を歌って、ヘラヘラ笑ってやがったんだよ。まったくおもしろくない替え歌を。どうしようもない歌声で。そんなことで連れの女もヘラヘラ笑っていて、俺は歌の前半部を聞くことができなかったよ。本当に残念だ。なぜあんな会場になってしまったのか、まだよくわからない。
音博は素晴らしい試みであったと思うし、とても素敵なこともたくさんあったけど、それとともに、悲しいこともたくさんあった。音楽博覧会という名前が示す姿に近づけるためには、問題は山積みだと思います。率直に言って残念。でも、問題が多いってことは、理想の姿が美しいってことでもあるわけで、そういう意味で、希望をもってこれからも応援していきたいとは思います。ジェイソンもこっこも、すーごくよかったし。リアダンも素敵だったし。音楽の歓びはあったんだ。それは嬉しかった。
くるりのセットはこんな感じ。全体的に不完全燃焼。アレンジをがんばって、アコースティック・セットにあわせているのはわかるんだけど、それがライブとしてのよさにつながってるかどうかっていうと、かなり疑問。バンドにも音にも一体感がなくて、ぼんやりした印象でした。ツアーではあんなに素晴らしかったジュビリーが、ふつうに聞こえちゃったもんなぁ。やー。まぁ、今回は開催できただけで御の字ってところなんですかね。

  • 1. ばらの花(矢野顕子バージョンのカバー)
  • 2. ハイウェイ
  • 3. スロウダンス
  • 4. 砂の星
  • 5. Baby I Love You
  • 6. Jubilee
  • 7. スラヴ
  • 8. ハヴェルカ
  • 9. リバー
  • 10. 宿はなし

バンド編成は岸田がギター&ピアノ、社長がバス、それにサスペンダーズ、カーウィンさん、ドラム&パーカッションでボボ?さん。ニャッキー不在。ばらはピアノで。ピアノは岸田じゃなかったかも。うしろだったからよくみえなかった。ピアノとパーカッションが入ったから、どの曲もふだんとはちょっと違う装いに。ばら、ハイウェイ、スロウダンス、ハヴェルカ、リバーがとくにおもしろかった。やーでも、2日連続出演で1日がいつものライブ、もう1日がこれってことならいいバランスになったと思うんだけど、これだけだとさすがに物足りないねぇ。個人的にあまり好きではない選曲だということもあるとは思うんだけど、それにしてもなぁ。東京も虹も青い空も街もワンゲルもワールズエンドも水中もチャイナもHOW TO GOもトゥナイトもバースデイもハムもブレーメンもないもんなぁ。うーん。ちょっとなぁ。