JUBILEEの感想その14

そういえば、たっしんが脱退したときに、岸田の説明を待ってる人が意外と多くて、俺は驚いた。彼はそんなことをいちいち語る人じゃないと思って。俺は脱退の理由はわからなくとも、脱退への流れはわかったし、答えは次の作品で出すのだと思っていた。で、こういう作品が出てきたわけです。それぞれのライフとか、一粒の雫とか、脱退を思わせる言葉も使っているけれど、答えはそこじゃなくて、ジュビリーという歌声と、そのまわりを彩る音の豊かさなんじゃないかと、俺は思う。この、ジュビリーという歌声が人の心に伝える歓びが、答えなんだと思う。