第19回 KING

KING (キング) 2006年 11月号 [雑誌]

KING (キング) 2006年 11月号 [雑誌]

講談社の新しいアレです。昨日、飲み会の帰りに電車で中吊り広告を見たんすよ。広告に「30分でダライ・ラマのすべてがわかる!宮崎あおいと対談!」ていうような意味不明な見出しがあって、あまりにも気になったので、買ってみました。や、すごいね。カオスだ。デザインにも取材対象にも文体にも、統一感がない。若い男にむけて書いた!っていうことくらいしか見えてこない。なんでこんなにゴチャゴチャしたものをつくったんだろう。R25を意識して、無料の雑誌にはできない厚みを出そうとしているのかな。これじゃただ煩雑なだけだよなぁ。この雑誌を若い男がいつどこで読むのか、想像できない。持ち歩いて空き時間に読むものとしては、重いし表紙のデザインも恥ずかしい。持ち帰って読むものとしては、ページの流れが散漫で落ち着かない。どうしたいんだろう。やー、これは絵に描いたような迷走だな。