第10回 東京かわら版

日本で唯一の演芸情報誌。だそうです。ざっと見たかぎりでは雑誌コードが見当たらないけど、第三種郵便認可って書いてあるし、いちおう雑誌ってことでいいかなー。ま、そのへんはゆるく考えます。はい。寄席の情報誌ですよ。今月の演目がざざーっと載ってます。出演者五十音索引がついてるから、たとえば林家彦いち師匠が今月何日に高座に上がるかなんて、すぐわかっちゃいます。使いやすい。そういう定期情報に加えて、連載や特集もある。「演劇界最新TOPICS」に馬風師匠が落語協会会長になったって記事があるんだけど、そこに載ってる師匠の写真がものすごく腹黒そうで、最高。巻頭インタビューが昭和のいる・こいる師匠です。

――ここ何年か、のいる・こいるブレイクは感じますか。
のいる:感じないね。
こいる:感じない、感じない。
のいる:ブレイクって言ってくださる人はいるけど、今までと変わらないよな。
こいる:変わらない、変わらない。

だはははは(笑)